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2004年5月1日 朝日新聞掲載
マレーシアLNG 〜 日比野 峰子

拡大

マレーシアはエネルギッシュ

多民族国家。
世界有数の半導体生産国。
アジアのシリコンバレー。
これらはすべて、マレーシアのこと。
経済発展の活気を象徴するかのように
市内にそびえ立つのが、
高さ452メートルを誇る高層ツインタワーです。
その一階ロビー、家路を急ぐ人波の中に
日比野峰子(ひびのみねこ)の姿がありました。

日比野は三菱商事とマレーシア国営石油会社ペトロナスなどが
出資する合弁企業、マレーシアLNG社に勤務しています。
LNGとは、天然ガスをマイナス162℃に冷却して
液化したもの。CO2排出量の少ない、
クリーンエネルギーです。
LNGは巨大な魔法瓶のような容器に詰め込まれ、
タンカーではるばる日本へやって来て、
ガスや電気のもとになります。

彼女の仕事は、マレーシアと日本の仲介役として、
LNGの安定供給を目指すこと。
現地のスタッフと一緒に働くうちに、
自国の資源を大切にする彼らの考えが
身につき、エネルギーを仕事とする
責任の重さを実感したと言います。
パートナーとして、顧客との橋渡しをしているので、
ふと、「あれ、私はどっちの人間なの?」と思うこともしばしば。

マレーシアに来て、約一年。
初めは暑さでバテ気味でしたが、今では炎天下でゴルフをしたり、
アフターファイブにヨガ教室に通ったりしています。
現地に溶け込む一方で、月に一度は帰国し、
日本サイドとのやりとりに余念がありません。
エネルギーを仕事とする彼女は、
とことんエネルギッシュなひとなのでした。


(完・次回にご期待ください。)

取り組みの説明

三菱商事は、液化天然ガス(LNG)の生産・販売を行っているマレーシアLNG社に出資しています。さらに、日本の顧客との契約遂行や管理業務など輸入代行業務全般を請け負っており、需給変動への対応など、プロジェクトに幅広く参画しています。
現在マレーシアLNG社の生産能力は年間約2,300万トンで、単一LNGプラントとして世界最大です。同社で生産されたLNGは、日本の全LNG輸入量の約20%を占めています。


写真撮影のこぼれ話

撮影は、担当社員が勤務する高層ツインタワーで行いました。高さ452メートルのビルを見上げる中腰での撮影が続き、カメラマンは四苦八苦。 夕方になっても気温があまり下がらず、涼しい顔の担当社員以外、全員汗だくになりながらの撮影となりました。突然のスコールで撮影が中断したりと、カメラマン泣かせの撮影でしたが、出来上がった写真は、ツインタワーのスケール感と担当社員の表情がうまくマッチしていました。


詳細情報参照

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