中期経営計画 2012
~ 継続的企業価値の創出に向けて ~
三菱商事は、2010年度から2012年度の向こう3年間の新たな経営計画として、「中期経営計画2012」を策定致しました。
新興国の高い経済成長、先進国の地位の相対的低下、価値観の変化・技術革新・新興国の台頭等が生み出す、新たな成長市場の出現、ステークホルダーの拡がり等の外部環境変化や、当社自身の収益構造の変化、収益モデルの変化・多様化、ビジネス現場や実質的な事業推進母体の事業投資先への移転の進展等の内部環境変化を踏まえ、当社は収益基盤の強化・充実と次なる収益の柱の育成に向けた取組みを推進致します。
まず、定量目標としては、2012年度の連結純利益として5,000億円を目指すことといたしました。当社の過去最高益は、2007年度に計上した4,709億円ですが、この過去最高益を上回る水準を目指すものです。また、中経期間中のROEは12~15%を見込んでおります。一方、ネット有利子負債倍率(ネットDER)は1.0~1.5倍を目処とし、財務の健全性も維持致します。
尚、配当につきましては、従来の基本方針を踏襲し、連結配当性向20~25%の幅の中で行なう方針です。
次に、投資計画につきましては、中経期間中の3ヵ年合計で2兆~2兆5,000億円の投資を実行致します。具体的には、全社戦略地域・分野に向けた投資として4,000~5,000億円、金属資源・エネルギー資源分野に向けた投資として1兆~1兆2,000億円、その他分野に向けた投資として6,000~8,000億円を計画しております。
尚、これらの目標を実現するために実施する主な施策は以下の通りです。
- 「全社戦略分野・地域の設定」:新興国の高い経済成長や新たな成長市場への対応
・ インフラや地球環境事業を全社戦略分野に設定し、新たな成長市場への対応と、日本や世界の課題解決に貢献します。
・ 中国・インド・ブラジルを全社戦略地域に設定し、成長著しい新興国の内需の取込みを狙います。
- 「多様性を活かす経営」:多様性を活かし個々の事業を強化することで、複数の収益の柱を育成
・ 事業の多様化に応じた「可視化」の仕組みを構築し、事業特性や収益モデルに応じた目標管理を行います。
- 「多様性を束ねる経営」:多様性を束ねることで、三菱商事グループとしての総合力を創出
・ 全社戦略分野・地域など、営業グループ・部門を跨る取組みに関しては、営業企画委員会において、対応方針を討議します。
・ 収益モデルの多様化に伴い、当社の拠点、人材、ITにかかわるマネジメントなど、経営基盤の考え方を抜本的且つ総合的に見直します。
尚、今回の中期経営計画策定にあたり、当社が目指すべきこととして、「継続的企業価値の創出(継続的経済価値、継続的社会価値、継続的環境価値の“3つの価値”の創出)」を掲げました。全てのステークホルダーの要請・期待を踏まえ、事業活動を通じて日本や世界の課題解決に貢献しながら、「継続的企業価値」の創出を目指します。
| 「継続的企業価値」 |
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中期経営計画 2012 (PDF:177KB)
(2010年7月16日発表)

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[動画]
中期経営計画 2012 [15分50秒](2010年7月16日)
代表取締役社長 小林 健
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