新エネルギー・環境事業でスペイン・アクシオナと戦略的提携の覚書を締結

覚書の締結後、協定書の交換をするアクシオナ エントレカナレス会長(右)と当社会長の佐々木

アンパーセントラルソーラー発電所
三菱商事は2009年7月13日、総合新エネルギー事業会社として世界最大であるAcciona S.A.(本社:スペイン、以下アクシオナ社) と、全世界を対象とした新エネルギー・環境事業を共同で推進することを目的に、包括的な戦略的提携に係る覚書を締結致しました。戦略的提携の第一歩として、三菱商事は2009年3月、アクシオナ社の子会社で、ポルトガルに本社を置くアンパーセントラルソーラー社の株式の34%を取得し、ポルトガル南部モーラ地区にある世界最大の太陽光発電所の共同運営を開始しています。本発電所の出力は45.8メガワットで、日本の一般家庭2万6000世帯分の年間電力消費量相当し、年間約8万9000トンのC02削減効果が見込まれています。
今後、両社は太陽光のほか、風力や太陽熱、バイオエネルギーを中心とした新エネルギー発電事業を共同で開発・運営していきます。加えて、水事業や温室効果ガスの排出を抑制するような建造物や交通システムの構築など、環境・水事業分野でも広範な範囲で協業を検討し、プロジェクトや企業への共同出資を通じ、総額20億ユーロ、約2600億円規模のプロジェクト創出を目指します。
また、将来の事業創出につなげるべく、エネルギー、水、インフラなどの分野での共同研究や共同開発、人材交流、トレーニングプログラムの実施なども進めていきます。すでに世界規模で新エネルギー・環境事業を手掛けるアクシオナ社との協業を通じ、三菱商事は新エネルギー・環境事業における世界のリーディングプレーヤーを目指します。

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本件に関連する情報を動画でもご紹介しています。
南ポルトガルに広がる世界最大規模の太陽光発電所。
- 「わたしたちの原点。」シリーズ2より
「nano tech大賞2009」を受賞

i MiEVも展示された当社ブース
2月18日–20日に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で『nano tech2009国際ナノテクノロジー総合展・技術会議』が開催され、三菱商事が大賞を受賞しました。
同展はナノテクノロジーに関連する企業・研究機関が一堂に会する世界最大規模の展示会。8回目の開催となる今年は、21カ国・地域から606の企業・団体が出展しました。
今回の大賞受賞理由は、「商社としての総合力を活かし、環境・エネルギー分野におけるナノテクノロジーの“出口”を目に見える形でアピールし、注目を集めた点を高く賞す」というもので、当社が行って来た、ナノテクノロジーに対する長年の取り組みが、国際的に評価されたことを示すものです。
「建設サイト・シリーズ」が ASP分野のアワードでグランプリを受賞

建設サイト・シリーズトップ画面
三菱商事のICTサービス事業第1ユニットの建設業向けITサービス「
建設サイト・シリーズ」が、「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009」のASP・SaaS部門で「情報系アプリケーション分野グランプリ」を受賞しました。
ASP(Application Service Provider)、別名SaaS(Software as a Service)は、インターネット上でソフトウェアを提供し、利用量に応じて料金をもらい受けるサービス形態で、現在、市場が急拡大しています。本アワードは、この分野の優れたビジネスモデルや技術を提供する企業を表彰する国内最大級のアワードです。
今回受賞した「建設サイト・シリーズ」は、建設業界に特化したASP。大手ゼネコン4社関連の全国延べ8,000カ所以上の建設現場と、その協力企業約1万社に利用されています。
ICTの力を利用し、顧客の企業価値創造を実現するビジネス・コンサルティング会社

株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ)は、三菱商事と、RHJインターナショナルとの共同出資によって2008年5月に設立されました。同社は、ICT(*)を活用した企業の経営支援を目的とする、ビジネス・コンサルティング・サービス会社です。
経営課題が複雑化する現在、ビジネスおよびテクノロジーのコンポーネントをいかに組み合わせ、企業価値向上につなげるかというテーマに、多くのお客様が直面しています。新会社は、さまざまな業種業態にわたる三菱商事グループのビジネス運営スキルやノウハウも活用しながら、ビジネスとICTの要素やスキルを組み合わせてプロジェクトを遂行するアグリゲーターとして、お客様の企業価値創造を支援します。お客様やビジネスパートナーとのコラボレーションを基本としたビジネスモデルを追求しながら、質・量共に事業の拡大を図り、最終的には2,000人規模の組織となることを目指します。
(*)ICT=情報通信技術:IT(情報技術)+CT(通信技術)
アイ・ティ・フロンティア

アイ・ティ・フロンティアは、ERPを核とする「基幹システム構築力」と信頼性の高い運用を実現する「運用サービス」をコアに、お客様の「真のITパートナー」として、IT資産をトータルにサポートします。お客様の価値を有機的につなげてバリューチェーンとし、IT戦略・計画の立案からシステム設計・開発、構築、アウトソーシングサービス、ネットワークサービスなどの運用まで、一貫してお客様の経営戦略にそったIT戦略を統合的に実現します。
バイオペレット製造販売事業に本格参入
FE日田・FE門川の稼動、VISNOVA TRADING GMBH事業参加

三菱商事は、日本国内において大分県にフォレストエナジー日田、宮崎県にフォレストエナジー門川を設立し、バイオペレット製造・販売事業を推進しています。また、ドイツ大手のVis Nova Trading Gmbh社に経営参画し、需要増が予想される欧州市場にも本格的に参入しています。
バイオペレットは、樹皮や端材などを細かく粉砕し、水分を調整して、接着剤などの化学物質は一切使わずに円柱形に圧縮成型したもので、地球環境に優しい再生可能エネルギーです。多種多様なバイオ資源を規格化された工業製品にすることで、未利用バイオ資源の長距離大量輸送が可能となるほか、貯蔵も容易です。欧州では、石炭や重油の代替燃料として普及が進んでおり、森林地域の新たな産業として多くの雇用を生み、森林再生の原動力の一つとして期待されています。
三菱商事は、国内外でバイオペレット製造事業に積極的に取り組むことで、林業振興、地域貢献、地球温暖化防止などに役立っていきます。
バイオエタノール製造事業を通じ地球温暖化防止に貢献
北海道バイオエタノール(株)では、JAグループ北海道と三菱商事が中心となって、国産最大規模の輸送燃料用バイオエタノール製造事業を推進しています。同事業は、国庫補助を受ける国家プロジェクト「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の一つとして認定され、北海道十勝地区において、2009年4月より年1.5万キロリットルのバイオエタノール製造を目指しています。
大気中の二酸化炭素を取り込んだ植物を原料とし、“太陽と大地という自然の力”から生み出される再生可能なエネルギーであるバイオエタノールは、世界的に利用拡大が見込まれており、全地球的な課題である地球温暖化防止の持続可能な解決策の一つとして期待されています。三菱商事は、本プロジェクトへの参画を皮切りに、バイオエタノール・バイオディーゼル・バイオペレットを中心に、バイオ燃料ビジネスへの取り組みを強化します。

- ロゴマーク由来
- シンボルマークの形状は、バイオエタノールの無限の可能性と、環境にやさしい循環のイメージを表現しています。
色合いは、北海道の空・水・大地をグラデーションで表現しています。
澄んだ青空、清らかな水、広大な台地、めぐまれた環境から生まれる新燃料と企業の発展を象徴しています。
大型リチウムイオン電池開発・製造・販売会社設立に資本参加

2007年12月12日、ジーエス・ユアサ コーポレーション、三菱自動車工業、三菱商事の3社は、大容量かつ高性能なリチウムイオン電池の製造・販売の合弁会社『(株)リチウムエナジー ジャパン』を設立しました。
地球温暖化問題などへの対応のため、石油代替エネルギーの利用促進やエネルギー効率のさらなる向上が地球規模で求められています。大型リチウムイオン電池は、こうした地球規模で高まる期待を実現するために不可欠なエネルギー貯蔵デバイスとして、今後一層普及するものと見られています。
現在、大型リチウムイオン電池が持つ潜在能力は、鉄道、航空機、人工衛星、深海艇など、すでに幅広い用途で実証されつつあります。時代の要請である環境対応社会の実現のためには、大型リチウムイオン電池の普及・拡大がカギであり、その実現に向けた第一歩として、リチウムエナジージャパンは世界に先駆けて大型リチウムイオン電池の量産に着手すべく、2008年8月に滋賀県草津市に量産工場(滋賀事業所)を開設しました。大型リチウムイオン電池を普及させ、電気自動車、プラグインハイブリッド車、あるいはエネルギー回生システムなどの環境対応技術が社会に浸透することを自ら実証し、環境に対応した社会の実現を目指します。
夢のナノテクノロジー素材「フラーレンの実用化へ向けて」
フラーレンは、グラファイト、ダイヤモンドに次ぐ第3の炭素同素体で、5員環と6員環が結合した球状の分子です。非常に優れた化学品、物理的、光学的特性を有し、炭素繊維複合材料、潤滑、半導体、有機デバイスなどへの応用が見込まれる21世紀の素材です。
フラーレンを発見した3博士がノーベル化学賞を受賞したのが1996年。当社はその3年前からこの素材に着目、取り組んできました。物質特許を保有するフラーレン・インターナショナル社を設立、ナノテクノロジーの有望案件を発掘・投資するプライベート・エクイティ・ファンド「ナノテクパートナーズ」を組成しています。2001年にはフロンティアカーボン(株)を設立しました。三菱化学、本荘ケミカル、FIC、三菱商事が持つ生産技術、知的財産、販売力、ノウハウをベースに従来の方法では困難とされてきたフラーレンの大量生産と低価格化を実現しました。また、早期実用化に向けて、フラーレンの抗酸化機能に着目した化粧品原料研究開発会社ビタミンC60バイオリサーチ(株)を設立するなど優位な立場を築いています。
日本の国際競争力強化を支援するナノテクノロジービジネス推進協議会を設立
「
ナノテクノロジービジネス推進協議会」は、三菱商事・日立製作所・大阪ガスが中心となり、産業界から広く賛同者を募り設立されました。2009年4月現在の会員企業は260社。同協議会は、日本の国際競争力強化のために重要なナノテクノロジーの事業化を実現することを目指し、ナノテクの事業化に関する分野横断的な取り組みをさまざまな角度から支援しています。


