ベネズエラの重質油開発
共同スタディ契約に調印

契約調印式で握手するラミレスPDVSA総裁と当社社長の小島
三菱商事は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)および国際石油開発帝石(INPEX)と共に、ベネズエラのオリノコ川北岸に存在する重質油(オリノコ重質油)の開発可能性に関する共同スタディの実施について、2009年4月6日、同国国営石油公社(PDVSA)と合意しました。
オリノコ重質油は、将来的に開発可能な埋蔵量が2,700億バレル(サウジアラビアの原油埋蔵量に匹敵)とも言われており、原油の調達先の多様化という観点からも、今後の開発が注目されています。
今回のスタディは埋蔵エリアの一部(『フニン・ブロック11』)を対象とし、今後、地質構造や開発手法、改質装置などを調査し、開発の可能性を評価していく予定です。
三菱商事はこのほか、Mariscal Sucreガス田開発参画検討(エネルギー事業グループ)、Puerto La Cruz製油所改修プロジェクトへの融資組成(機械グループ・エネルギー事業グループ)、石油化学プロジェクトの協業検討(化学品グループ)に関する覚書も締結しました。
ブルネイLNGプロジェクト液化プラント若返り工事により生産能力を増強

三菱商事は、ブルネイ政府・シェルとともに1969年にブルネイプロジェクトに参画し、ブルネイLNG社を設立、1972年より30年以上にわたり日本の電力・ガス会社およびその後に供給を開始した韓国のガス会社に対し安定的にLNG(液化天然ガス)を供給してきました。現在、年間約670万トンのLNG供給契約を締結しているブルネイLNG社では液化プラント全体の若返り工事を実施中であり、中でも最重要プロジェクトである主熱交換器の交換工事の完了により、年間契約数量を超えた追加生産が可能となりました。

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本件に関連する情報を動画でもご紹介しています。
ブルネイへの恩返し。大規模太陽光発電共同実証プロジェクト
- 「わたしたちの原点。」シリーズ2より
サハリンIIプロジェクト概要

サハリンIIプロジェクトは、ロシア・サハリン島沖合いで推進している石油・天然ガス総合開発プロジェクトです。同プロジェクトの推進母体であるサハリン・エナジー社は、ガスプロム50%+1株、シェル27.5%-1株、三井物産12.5%、三菱商事10%により構成されています。1999年より第一段階開発として、原油の夏季半年生産を開始しました。現在、第二段階開発として、原油通年生産及び液化天然ガス(LNG)出荷開始に向けて工事を進めています。
新鋭タンカーの建造により輸送能力を強化

2005年4月、三菱商事はシンガポールにDiamond Tanker Pte.Ltd.を設立しました。
同社は新たにアフラマックスタンカー(約10万トン)4隻の建造契約を締結。本船は国際構造規制を先取りし、地球環境にも配慮した世界最高水準の安全性能を備えた完全ダブルハル(二重船殻)船です。業界に先駆けてこの新鋭船の投入を決定したことにより、保有するアフラマックスタンカーは7隻となり、タンカー事業のさらなる強化を図ります。
業界トップシェアのLPG事業会社『アストモスエネルギー(株)』を設立

三菱商事は、これまで子会社の三菱液化ガスを通じてLPG国内販売を行い、輸入・海外取引においては自社船団によるコスト競争力を強みにLPG事業を発展させてきましたが、2006年4月、さらなる事業展開を実施すべく、出光興産とLPG事業の統合を行い、LPG国内販売のトップシェア、海外取引・輸送量も世界一の企業となるアストモスエネルギー株式会社を誕生させました。同社は今後、バリューチェーンの強化を推進するとともに、エネルギーソリューションカンパニーとしてLPGにとどまらない幅広い分野での活動を行っていきます。
米国メキシコ湾における石油・天然ガス探鉱開発事業を展開

三菱商事は、米国の100%子会社を通じて米国メキシコ湾にて原油・天然ガスの探鉱開発事業に取り組んでおり、現在同地域で日量約8,000Boe(バレル石油換算)の生産を行っています。2005年度には、MU726鉱区において当社として初めてオペレーターとなって油・天然ガスの生産操業を開始しました。今後も開発案件を中心に新規案件を開拓し、事業の拡大を図ります。

