サハリン産乾燥昆布を初輸入

サハリン昆布の天日乾燥現場
三菱商事北海道支社では、サハリン産乾燥昆布を初めて輸入し、2009年12月14日、北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)に販売しました。販売に先立ち、北海道ぎょれん、日本昆布協会、全国調理食品工業協同組合、およびサプライヤーであるBINOM社立ち会いの下で行われた検品では、従来の日本産品との比較においても遜色のない品質であることが確認されています。
近年、温暖化の深刻な影響により日本の昆布生産は減少しており、サハリンは新たな水産資源供給ソースとして期待されます。日本料理の味覚の要である昆布が失われることへの不安が業界関係者の間で広がる中で、日本の食文化を守るという観点からも、社会的意義のあるビジネスだと認識しています。取引自体はまだ少額ですが、今後もさらなる拡大を目指して取り組んでまいります。
メディセオとの連携

当社は医療用医薬品卸最大手のメディセオ・パルタックホールディングスと、医療ビジネスにおける包括的な業務提携を行うことで合意しました。現在共同で取り組む案件は、(1)中国における医薬品流通ビジネスの共同検討、(2)病院の医薬品、医療材料・医療機器などの購買・配送・管理を一括で提供するサービス(Supply Processing & Distribution)の共同事業化、(3)プライベートブランド品の共同開発など。当社が持つ、医療機関向け経営支援ビジネスのノウハウと、メディセオ・パルタックホールディングスの医薬品流通分野での豊富な実績と営業網を活かし、変動する医療業界で、医療機関や社会のニーズに対応する、新たな医薬品、医療機器、医療材料ビジネスを推進しています。
東京都立駒込病院

PFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)に基づき、三菱商事が建設会社などと共同で出資する特別目的会社(SPC)「(株)駒込SPC」が、老朽化した現在の東京都立駒込病院を、診療を継続しながら改修することにより、病院機能を向上させるとともに、17年間にわたる維持管理・運営業務を実施するプロジェクトです。
病院運営を継続しながら改修工事を行うという点では日本初となる病院PFI 事業で、三菱商事はSPCの最大出資者として代表取締役を含む2名をSPCに派遣し、プロジェクト全体のマネジメント(設計、建設、医療周辺サービス、病院経営支援等)を担っています。これまで蓄積してきたさまざまなノウハウと、協力企業群の英知を結集して本事業に取り組み、東京都及び都民の医療に貢献します。
価値ある商品・サービスで高齢社会へ貢献

日本ケアサプライは、介護保険で福祉用具レンタルを行う全国の事業者のニーズに応え、独自のビジネスモデル「福祉用具レンタル卸サービス」を構築し、順調に業容を拡大してきました。また、2006年4月の介護保険制度改正を契機に、事業者や地域医療との連携・協働を図りながら、新たな在宅介護サービス事業、アクティブシニアも視野に入れた商品販売事業へと事業領域を拡大し、高齢者の健康で安心な暮しを支援する「高齢者ケア事業」の充実を図っています。
クリエイト・レストランツ

クリエイト・レストランツは、同社独自のマルチブランド・マルチロケーション戦略に基づき、その時々の消費者ニーズに合った様々なレストランやフードコートを自ら開発し、多様な立地で全国展開しています(2009年2月期末で業態121/389店舗)。当社関連会社である同社は、1997年の会社設立後順調に業容を拡大し、2005年9月に東証マザーズへ株式を上場しました。最近では、イオンレイクタウン内での鍋専門店『籠菜』他4店舗の出店、阪急西宮ガーデンズ内に出店した一括運営フードコート『Garden FOODCOURT』、中国企業との合弁会社を通じて上海市内にオープンした『南翔饅頭店』などが注目を集めました。
「メタルファイト ベイブレード」放送決定

メタルファイト ベイブレード
1999年に(株)タカラ(現(株)タカラトミー)から玩具が発売された現代版ベーゴマ「ベイブレード」は、2001年に三菱商事の100%子会社のディーライツが企画制作したアニメ放送を機に一気に人気が高まり、3年間の長期にわたるテレビシリーズに加え、劇場版も公開されました。また、アニメ同様、実際にベイブレードを持ち、大会に参加できるというコンセプトは、世界中の子供達の心をとらえました。世界100カ国以上の国と地域で展開、2004年には世界8カ国の予選を勝ち抜いた子供たちがニューヨークのタイムズスクエアに集い、世界大会が開催されるまでの世界的大ヒットとなりました。
そして、2009年4月、新たなテレビシリーズ「メタルファイト ベイブレード」の放送が決定しました。
米国での穀物集荷・輸出事業の拡充

日本は、トウモロコシや大豆をはじめとする穀物需要の約75%を海外からの輸入に依存しています。
1970年代初頭より三菱商事は、最大の穀物輸入相手国である米国において、従来よりの穀物の輸入事業に加え、Agrex社をはじめとした内陸穀倉地帯での穀物集荷事業の強化にも取り組んできました。
2007年6月には、米国オハイオ州に本社を置く穀物集荷販売会社のFGDI社を、Agrex社の子会社としました。この両社を核に、米国穀物集荷・輸入事業のさらなる拡大を目指し、日本の食糧安定調達に貢献できるよう努力していきます。
最新鋭の設備により安心・安全なブラジルコーヒーを世界に供給

MC Coffee do Brasil Ltda(MCCB)は、1995年にブラジルサントス市に設立した三菱商事100%子会社のコーヒー輸出業者です。MCCBは三菱商事コーヒービジネスバリューチェーンの要として、日本をはじめ欧州、米国へコーヒーの輸出を行っています。「食の安心・安全」「トレーサビリティ」など、強まる消費者のニーズに対応するために、競合他社に先駆け2005年11月、コンピューター制御によるフルオートメーション化された精選・選別工場を新設しました。MCCBはコーヒーをコモディティ商品としてではなく「差別化商品」と位置付け、顧客の嗜好に合わせたテイラーメイドのコーヒーを世界に供給し続けます。
繊維本部「三菱商事アパレル展」開催

繊維本部では、主に国内大手アパレルやS.P.A.(製造小売)企業向けに、商品の企画提案から素材調達、生産進捗管理、物流、納品までの一貫したサービスで衣料品や雑貨などを供給するビジネスを展開しています。
顧客向け企画情報発信の場として、年2回、「三菱商事アパレル展」を開催しています。三菱商事オリジナルのデザインや素材、コーディネート、売れ筋商品などを紹介し、毎回、多数のお客様にご来場いただいています。回を重ねるごとに進化し、今やお客様には広くご認識いただいておりますが、引続き、内容の充実に努めていきます。
消費者の気持ちや環境に配慮したパッケージング事業

三菱商事パッケージングでは「Best Solution for Your Life」を企業理念とし、商品を包む包装・容器や、段ボール、紙・板紙製品の開発と販売を通じて、環境に優しく、快適で便利、かつ安心・安全な社会の実現を目指して活動しています。また、常に変化し続ける市場やお客様のニーズ、環境に応じた、最適な包装商品・システムを開発し、原料の調達から加工・納品に至るまでトータルなソリューションを提供することを心掛けています。例えば2005年以降、食品用として使用できなくなった古古米を主原料としたレジ袋やコーヒー用マドラーの商品開発などを手がけ、市場での販売も開始しました。消費者の気持ちと社会環境への貢献を常に考え、「お客様の大切な気持ちごと、包み装う」パッケージング事業を今後も推進していきます。

