三菱商事

CSR通信 2023年

  • インクルーシブ社会の実現
  • 次世代の育成・自立
  • 環境の保全
  • 災害支援

12月

インクルーシブ社会の実現

「児童デイサービスコンチェルトのクリスマス会に参加しよう」を開催

  • 日時:12月18日(月)~ 23日(土)
  • 開催場所:児童デイサービスコンチェルト (札幌市)
  • 参加人数:合計約100名
  • ボランティア人数:
    (サンタクロースボランティア)三菱商事北海道支社 社員 7名
    (クリスマスカード作成ボランティア)本店・中部支社・北海道支社及びグループ企業の社員 48名
  • 協働先:児童デイサービス コンチェルト (concerto.or.jp)

発達障がいのある子ども達に手作りのクリスマスカードとケーキ、お菓子の他、クリスマスツリーやゲームをプレゼント。幼児クラスのクリスマス会にはサンタクロースに扮した社員が参加しました。子ども達からは感謝の気持ちを込めたお礼状を受け取りました。本活動は2010年より継続しています。

インクルーシブ社会の実現

「ふくしま逢瀬ワイナリー/東京コロニーパン・焼菓子販売会」を同時開催

当日は、三菱商事復興支援財団が推進する果樹農業第6次産業化プロジェクトにおいて設立されたふくしま逢瀬ワイナリーから、県内産ぶどうで醸造した新発売のワイン、FCC2023受賞のシードル2種、プレミアム商品「ふくしまMEGRIシードル2022」、ワイナリーのプライベートブランドのソフトドリンク「Jus de Ollage」(おらげのブドウジュース)などを販売しました。

また、三菱商事が長年、重度障がい者職能開発事業支援をしている東京コロニーの事業の一つ、障がいのある人とない人が一緒に働くお店「ベーカリーころ・ころ」からは、クリスマスフェアとして、シュトーレンなどを含む約550個のパンや焼菓子を販売。当社社員をはじめ、近隣にお勤めの方や丸の内にお越しの方に購入いただき、大変盛況な会となりました。

11月

インクルーシブ社会の実現

第42回大分国際車いすマラソン大会の運営サポート

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
インクルーシブ社会の実現

DREAM AS ONE. × みんなでチャレンジアカデミーSPECIAL FES.を開催

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~

10月

インクルーシブ社会の実現

東京国立近代美術館企画展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」障がいのある方のための特別鑑賞会を開催

  • 社員ボランティアメンバー

10月30日(月)、東京国立近代美術館に館内を貸切り、障がいのある方のための特別鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は、三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催しており、障がいのある方とその付き添いの方を招待するもので、社員が車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。今回は招待客132名が来場され、当社およびグループ企業の社員16名がボランティアとして参加しました。本鑑賞会では、世界的な版画家・棟方志功(1903~75年)の生誕120年という節目をとらえ、棟方志功が芸術家として大成していく過程のなかで大きな影響を与えた青森、東京、富山の三つの地域との関わりを軸に、本の装幀や包装紙のデザインから大型の屏風作品まで、棟方志功が手掛けた多様な作品の数々を来場者にゆったりと楽しんでいただきました。

当社は2009年から東京国立近代美術館と協働し、年1回、障がいのある方のための特別鑑賞会を実施しています。

環境の保全

三菱商事千年の森(彌太郎の森) 2023年度森林保全活動

10月28日(土)と29日(日)に三菱グループの創業者岩崎彌太郎の故郷である高知県安芸市において、第15回目となる森林保全活動を実施しました。本活動は、三菱商事が2009年2月に高知県・安芸市・高知東部森林組合と四者協働の「森林保全パートナーズ協定」を締結して以来、継続しているものです。当日は、当社およびグループ企業社員とその家族、総勢46名が参加しました。1日目は岩崎彌太郎のエピソードが残る妙見山の星神社を参拝後、同山の植樹・間伐作業を行い、2日目には岩崎彌太郎生家や閑慶院など彌太郎ゆかりの地や地元名所を訪問しました。

本活動は森林の保全に加え、当社ゆかりの地への感謝という面からも大変意義深いと考えており、今後も継続していく予定です。

インクルーシブ社会の実現

「今井友明選手の車いすラグビー車」を寄贈

10月24日(火)、車いすラグビー日本代表として活躍中の今井友明選手(三菱商事所属)が2018年~2022年に使用していた車いすラグビー車を障がいのある人が働き生活する「社会福祉法人太陽の家」へ寄贈し、太陽ミュージアムに展示されました。

インクルーシブ社会の実現

International Wheelchair Rugby Cup Paris 2023 銅メダル獲得

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
インクルーシブ社会の実現

関西支社 あべのハルカス美術館「安野光雅展」障がい者特別鑑賞会を開催

10月16日(月)、あべのハルカス美術館の休館日に障がい者特別鑑賞会を開催しました。

本プログラムはあべのハルカス美術館と三菱商事関西支社が協働し、障がいのある方とその付き添いの方を招待するもので、今回初めての開催となりました。

当社及びグループ企業の社員5名がボランティアとして参加、当日の会場誘導や受付等を行い、招待客299名にゆっくりと作品を楽しんでいただきました。

インクルーシブ社会の実現

YMCAインターナショナル・チャリティーラン2023東京大会など

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~

9月

インクルーシブ社会の実現

「TABLE FOR TWO」を通じた学校給食支援

  • ©TABLE FOR TWO

三菱商事では、社員食堂や自動販売機で対象となるメニューや飲み物を購入することで、開発途上国の子ども達に学校給食が届けられるプログラム「TABLE FOR TWO(=TFT)」に協力しています。TFTは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む日本発の社会貢献運動であり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られる仕組みです。TFTが支援する地域において、20円は給食1食分に相当します。

当社では2022年度に9,773食分の給食を届けることができました。2009年の支援開始時から現在までの累計支援給食数は、27万食以上となります。

インクルーシブ社会の実現

2023ジャパンパラ水泳競技大会開催

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
インクルーシブ社会の実現

「東京コロニー マフィン&スコーンフェア」を開催

9月12日(火)、三菱商事ビル1F MC FOREST前にて「東京コロニーパン・焼菓子販売会」を開催しました。東京コロニーは、障がいのある人の「完全参加と平等」を実現するために活動する社会福祉法人で、三菱商事は重度身体障がい者向けの職能開発事業への支援を1979年より行っています。

当日は東京コロニーの事業の一つ、障がいのある人とない人が一緒に働くお店「ベーカリーころ・ころ」で製造した定番の人気総菜パンや焼き菓子の他、7種類のマフィンとスコーンを含む約600個を販売。社員をはじめ、近隣にお勤めの方や丸の内にお越しの方々など多くの方が購入し、終了予定時刻前に完売、支援に繋げることができました。

インクルーシブ社会の実現

国立科学博物館 特別展「海 -生命のみなもと-」障がいのある方のための特別鑑賞会を開催

9月11日(月)、国立科学博物館で開催していた特別展「海-生命のみなもと-」を休館日に貸し切り、障がいのある方のための特別鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は、三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催しており、障がいのある方とその付き添いの方を招待するもので、社員が車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

今回は招待客122名が来場され、当社およびグループ企業の社員20名がボランティアとして参加しました。地球の水の起源を探る小惑星リュウグウの試料、高さ約4.7mのナガスクジラの上半身標本といった数々の貴重な標本、ほかにも最新の調査研究成果や海の環境変化についてなど、興味深い展示を来場者にゆったりと楽しんでいただきました。

当社は2007年から国立科学博物館に協賛し、年1回、障がいのある方のための特別鑑賞会を実施しています。

次世代の育成・自立

三菱商事高校生海外留学奨学金 初の対面型壮行会開催

三菱商事は、2019年度から公益財団法人AFS日本協会を通じて、奨学金による高校生の海外留学を支援しています。

9月11日(月)、都内施設にて2024年渡航予定の第5期奨学生70名を招き、初の対面型壮行会を開催しました。奨学生代表として3名が決意表明した後、6グループに分かれ、留学に対する思いをキャッチフレーズにまとめて発表しました。そこには、留学できることに対する周りへの感謝や、期待と不安が入り混じる中で自分たちを鼓舞する言葉が並びました。

今回の壮行会では、留学から帰国した同奨学生OB・OGが司会やグループワークのコーディネーターを務め、奨学生同士のつながりもできました。これから渡航する第5期生のみなさんには、元気に出発し、様々な経験から学びを得て、一回り成長して帰ってきてくれることを期待しています。

当社は、留学に興味を持ちながら経済的な事情で踏み切れずにいる全国の高校生に広く門戸を開き、将来のグローバル人材の育成に寄与したいと考えています。

インクルーシブ社会の実現

「サービス介助基礎研修」を実施

9月7日(木)、三菱商事社内会議室にて「サービス介助基礎研修」を実施し、三菱商事及びグループ企業の社員30名が参加しました。本研修は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が提供するプログラムを当社で実施するボランティア活動に合わせて組み替えたもので、障がい者や高齢者の方々を支援するためのコミュニケーション方法と介助技術の基礎を学ぶことを目的としています。

研修は講義と実技で構成され、講義では、各種障がいの概要説明に加え、改正障害者差別解消法で制定される「合理的配慮」の提供の義務化などにも触れ、障がいのある方々と共に生活する社会を実現するための考え方や必要な取り組みについて説明がありました。また、実技では車いすの操作や視覚障がいのある方のご案内等を体験し、参加者は実践を通して学びを深めていました。

8月

インクルーシブ社会の実現

パラスポーツフォーラム2023開催

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
次世代の育成・自立

科学技術館 にて小・中学生向けの科学プログラム「MC SCIENCE SCHOOL」を開催

8月23日(水)、児童養護施設で生活する小・中学生向けの科学プログラムを科学技術館と協働で開催し、26名が参加しました。

当日は、サイエンスパフォーマーのすずきまどか先生による「液体窒素」「空気砲」のサイエンスショーと実験工作、展示ガイド付きの館内見学を実施。三菱商事及びグループ企業の社員11名がボランティアとして実験ショーのアシスタントや工作のサポートなどを担当しました。本プログラムでの体験を通し、子どもたちは楽しみながらも科学技術の原理や応用などに触れ、普段の生活で当たり前に感じているものの裏にある不思議を知るなど、新しい発見を得ていました。

環境の保全

国立科学博物館で小学生を対象としたワークショップ「サンゴ礁の不思議を知ろう」を開催

8月9日(水)、サンゴ礁への理解を深め環境保全への取り組みを学ぶワークショップを国立科学博物館と共催し、26名の小学生が参加しました。

当日は、三菱商事が社会貢献活動として取り組むサンゴ礁保全プロジェクトに参画する静岡大学のカサレト先生、鈴木 款先生並びに鈴木利幸先生、国士舘大学の中井先生が講師となり、子どもたちは顕微鏡でサンゴの食事の様子やサンゴの体内に共生する褐虫藻を観察しました。また、国立科学博物館の並河先生による刺胞動物観察や、ワークショップ終了後には館内のガイドツアーを行いました。

参加した小学生は、このワークショップを通して、楽しみながらも生物の多様性や環境保全の大切さを学びました。

7月

インクルーシブ社会の実現

50年目を迎えた「母と子の自然教室」を開催

7月29日(土)~7月31日(月)、「母と子の自然教室」を山梨県南都留郡にて開催し、1974年に開始した本プログラムは、今年で50年目を迎えました。スタッフを含め総勢86人となった今年は、東京都に住むひとり親家庭の母子20世帯50人、社員ボランティア20人が参加しました。ハイキングやカヌーなどアウトドアの遊び以外にも、子どもたちはチームごとに協力してゲームを楽しんだり、お母さんたちはひとり親家庭へのサポートの講義を受けたり、疲れを癒すストレッチ教室に参加するなど、親子や仲間とのつながりを深めていただきました。

「母と子の自然教室」にはこれまで多くの方々にご協力いただき、この50年で母子17,951人、社員ボランティア1,194人が参加しています。三菱商事の数ある社会貢献プログラムの中でも代表的なプログラムとなっています。

災害支援

秋田豪雨災害に対するボランティア支援を実施

7月14日から秋田県を中心に続いた「令和5年7月豪雨」による被害に対し、三菱商事社員・グループ企業社員を現地に派遣の上、ボランティア活動を計3回実施しました。各回とも参加者が6名程度集まり、秋田市中心部と五城目町の民家を重点的に活動しました。民家では畳・家財(冷蔵庫・棚・テレビ等)の搬出作業や清掃等を実施しました。参加者からは「ハードだったが、実際に被害に遭われた家主の方と話す機会もあり、お役に立てた実感が持てた。社員の意識を高める上で大変意義がある活動であった。」との声が寄せられました。

当社は本活動の他にも、日本赤十字社宛に被災地支援として1,000万円を寄附。また、支援物資として秋田市社会福祉協議会宛にゴム手袋1,500組、軍手1,500組、ゴミ袋1,500枚を寄附しました。

次世代の育成・自立

「アジアの子どものための絵本製作」を新入社員117名が体験

7月14日(金)、三菱商事ビル内会議室にて実施された今年度の新入社員研修にて、日本語の絵本に現地語の翻訳シールを貼り、1冊の本を完成させる「アジアの子どものための絵本製作」に新入社員117名が取り組みました。

三菱商事は「インクルーシブ社会の実現」「次世代の育成・自立」「環境の保全」の3つの軸に沿った社会貢献活動および「災害支援(東日本大震災復興支援を含む)」を実施しています。当日は研修の一環として、社会貢献活動の全体像についての講義の後、社会貢献活動の3軸の中から「次世代の育成・自立」への理解を深めるためにボランティアプログラムを開催しました。

「アジアの子どものための絵本製作」は公益社団法人シャンティ国際ボランティア会と当社が協働して行っているプログラムであり、内戦が長く続いたカンボジアやタイの難民キャンプなど、教育の機会が十分に与えられていないアジアの国々の子ども達へ「絵本を届ける運動」です。当社は2005年から本活動を開始しており、今後も継続していきます。

写真の絵本

  • 『ゆき』作:ユリ・シュルヴィッツ、訳:さくまゆみこ、あすなろ書房
  • 『オレンジいろのペンギン』絵・文:葉 祥明、佼成出版社
  • 『じゃぐちをあけると』いわむらかずお さく 童心社
  • 『木』画:佐藤忠良、文:木島 始、福音館書店
  • 『すてきなあまやどり』作・絵:バレリー・ゴルバチョフ、訳:なかがわ ちひろ、徳間書店
  • 『ごめんなさい! だいじょうぶ!』さく:ルイス・スロボドキン やく:こみや ゆう、出版ワークス
  • 『ちびゴリラのちびちび』作:ルース・ボーンスタイン、訳:岩田 みみ、ほるぷ出版
  • 『きょうりゅうたちのおやすみなさい』文:ジェイン・ヨーレン、絵:マーク・ティーグ、訳:なかがわちひろ、小峰書店
  • 『ジオジオのかんむり』さく:岸田衿子、え:中谷千代子、福音館書店
  • 『おつきさま ひとつずつ』作:長野 ヒデ子、童心社
  • 『オリバーくん』文:ロバート・クラウス 絵:J・アルエゴ、A・デュウェイ 訳:長谷川四郎、ほるぷ出版

写真の映像

「本の力を、生きる力に。アジアの子どもたちに届けられた27万冊の本」

インクルーシブ社会の実現

「ふくしま逢瀬ワイナリー&東京コロニーパン・焼菓子販売会」を同時開催

7月13日(木)、三菱商事ビル1F MC FOREST前にて、「ふくしま逢瀬ワイナリー&東京コロニーパン・焼菓子販売会」を同時開催しました。当日は三菱商事復興支援財団が推進する果樹農業第6次産業化プロジェクトにおいて設立されたふくしま逢瀬ワイナリーから、県内産ぶどうで醸造した新作の赤・白ワインの他、2022ビンテージのシードルやジュースなどを販売しました。また、三菱商事が長年重度障がい者職能開発事業支援をしている東京コロニーの事業の一つ、障がいのある人とない人が一緒に働くお店「ベーカリーころ・ころ」からは、ワインに合うパンを含む500個以上のパンや焼菓子を販売。当社社員をはじめ、近隣にお勤めの方や丸の内にお越しの方に購入いただき、大変盛況な会となりました。

インクルーシブ社会の実現

ネクストパラアスリートスカラーシップ~NPAS~公開シンポジウム開催

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
インクルーシブ社会の実現

2023ワールド車いすラグビー アジア・オセアニアチャンピオンシップ開催

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~

6月

インクルーシブ社会の実現

関西支社 京都国立博物館 障がい者特別鑑賞会を開催

6月26日(月)、京都国立博物館を休館日に貸し切り、障がい者特別鑑賞会を開催しました。

本プログラムは京都国立博物館と三菱商事関西支社が2021年より協働で毎年開催しており、障がいのある方とその付き添いの方を招待するものです。

3回目となる今回は、当社及びグループ企業の社員6 名がサポートスタッフとして参加、当日の会場誘導や受付等を行い、招待客135名にゆっくりと作品を楽しんでいただきました。

次世代の育成・自立

劇団四季「こころの劇場」運営サポートに参加

5月30日と6月13日・22日の3日間、東京で上演された劇団四季「こころの劇場」に、延べ10名の社員ボランティアが当日の運営サポートスタッフとして参加しました。

「こころの劇場」とは、劇団四季が舞台を通じて子ども達に感動を届け、心豊かな社会の実現を目指すプログラムであり、三菱商事は2008年の開始当初から支援しています。

今年は東京・愛知・大阪での上演活動をサポートしており、当日は会場内の誘導や受付準備などを対応しました。ボランティアを通して招待された子ども達と触れ合うことができ、また、観劇し感動した様子を直接感じることのできた貴重な機会となりました。

5月

インクルーシブ社会の実現

「東京コロニー キューブ食パンフェア」を開催

5月16日(火)、三菱商事ビル1F MC FOREST前にて「東京コロニーパン・焼菓子販売会」を開催しました。東京コロニーは、障がいのある人の「完全参加と平等」を実現するために活動する社会福祉法人で、三菱商事は重度身体障がい者向けの職能開発事業への支援を1979年より行っています。

当日は東京コロニーの事業の一つ、障がいのある人とない人が一緒に働くお店「ベーカリーころ・ころ」で製造した定番の人気総菜パンや焼き菓子の他、12種類のキューブ食パンを含む約672個を販売。当社社員をはじめ、近隣にお勤めの方や丸の内にお越しの方々など多くの方が購入し、支援に繋げることができました。

次世代の育成・自立

「スパイスボランティア」を開催

5月13日(土)、認定NPO法人ESAアジア教育支援の会のスパイスボランティアが、3年ぶりに開催され、三菱商事及びグループ企業の社員5名が参加しました。同会は1979年よりバングラデシュとインドの子ども達が一人でも多く教育を受けることができるよう活動しており、その運営資金の一部とするためにスパイスを販売しています。スパイス3袋の購入で、子ども達が1か月学校に通うことができます。

当日はこれまで同会が支援した子ども達の活躍について事務局長よりお話を伺いながら、スパイスの計量や袋詰めの作業を行い、80セットを完成させました。また、スタッフによるカレー作りのデモンストレーションも見学しました。

同会とはスパイスボランティア以外に、絵本製作やバザーでも協働しており、当社は今後も支援を続けていく予定です。

4月

インクルーシブ社会の実現

第33回かすみがうらマラソン 兼 国際ブラインドマラソンに参加

  • DREAM AS ONE. ~ともに一つになり、夢に向かって~
インクルーシブ社会の実現

国立新美術館 「ルーヴル美術館展 愛を描く」障がいのある方のための特別鑑賞会 開催

4月18日(火)、国立新美術館の休館日に館内を貸切り、企画展「ルーヴル美術館展 愛を描く」の障がいのある方のための特別鑑賞会を開催しました。本プログラムは、三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催しており、障がいのある方とその付き添いの方を招待するもので、社員が車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

今回は午前と午後の2部制で実施し、招待客合計486名が来場され、当社およびグループ企業の社員45名がボランティアとして参加しました。午後の部では、担当研究員による本展覧会の見どころ解説も実施し、ルーヴル美術館の膨大なコレクションの中から精選された「愛」をテーマとした73点の作品を来場者にゆったりと楽しんでいただきました。

当社は2008年から国立新美術館の活動に協賛しています。当社は同館で年1回、障がいのある方向けの特別鑑賞会を実施しています。

3月

インクルーシブ社会の実現 次世代の育成・自立 環境の保全

2022年度「社内ボランティアプログラム」開催報告

三菱商事本店では、社員一人ひとりが社会貢献に対する意識を高めていくことが重要と考え、社員のボランティア活動への参加を促す様々な取り組みを進めています。取り組みの一つである「社内ボランティアプログラム」は、2005年から継続的に実施しており、2022年度は、昼休みに社内会議室で月に約4回、年度合計45回の社内ボランティアを開催した他、春・夏・冬の学校の長期休暇期間を利用し、家族で取り組むことのできるファミリーボランティアを開催しました。プログラムは多岐にわたり、日本語の絵本に現地語の翻訳シールを貼る「アジアの子どものための絵本製作」「ゾウさん文庫プロジェクト絵本製作」、カンボジアの子ども達の遊具となるサッカーボールや人形をつくるための布裁断「みんなで布チョッキン」、視覚障がい者のための「点字製作」、一人暮らしの高齢者を元気づける「高齢者の方へ贈る絵手紙製作」、インドやインドネシアの環境保全のための「切手仕分け隊」、発達障がいの子ども達に贈る「クリスマスカード製作」などがあります。

ボランティアの手によって作られた完成品は協働先へ寄贈し、各団体の活動に役立てられます。

当社は今後も社内ボランティアプログラムを継続して行う予定です。

次世代の育成・自立

ボランティアセミナー 「~ラオスの生徒の現状~ 皆様からの支援を受けて」 民際センター活動報告会

3月28日(火)、2021年度トークン寄附先の1つである公益財団法人民際センターによるオンライン報告会を開催し、三菱商事およびグループ企業の社員32名が参加しました。当社では社員のボランティア活動1回の参加に対し、500円の仮想通貨を積み立てる『トークン 制度』を導入しています。年度毎に集計した合計金額を社員からの投票に基づき、社会貢献活動の3軸である「インクルーシブ社会の実現」「次世代の育成・自立」「環境の保全」に沿った活動をしている複数団体に寄附しており、その一環として、同センターにも寄附を実施しました。

当日は米澤プロジェクトマネージャーより、経済的貧困で中学教育を受けられない子ども達を支援する「ダルニー奨学金」制度のほか、当社からの寄附が具体的にどのように役立っているのか、支援によって中学校への通学が叶ったラオスの奨学生20名の様子を中心に映像も交えてご報告いただきました。

当社は1995年より同センターを通じて、タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマーの340名を超える子ども達に奨学金支給という形での教育支援を続けています。

インクルーシブ社会の実現

東京国立博物館 特別展「東福寺」障がいのある方のための特別鑑賞会 開催

3月13日(月)、東京国立博物館の休館日に同館で開催中の特別展「東福寺」会場を貸切り、障がいのある方のための特別鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は、三菱商事と博物館・美術館の協働で定期的に開催しており、障がいのある方とその付き添いの方を招待するもので、社員が車いすの介助や館内誘導などのサポートを行い運営しています。

今回は招待客76名が来場され、当社およびグループ企業の社員16名がボランティアとして参加しました。東京国立博物館の研究員による本展覧会の見どころについての講演会も開催し、14年に渡る修理事業後、初めて現存するすべてが公開となる重要文化財「五百羅漢図」など、来場者には数々の文化財の展示をゆったりと楽しんでいただきました。

当社は2005年から東京国立博物館と協働して、年1回障がいのある方のための特別鑑賞会を実施しています。

インクルーシブ社会の実現

「三菱商事関西支社 ハートフル販売会」開催

3月10日(金)、関西支社にて大阪市内の障がい者就労支援施設4店舗による「MC関西支社ハートフル販売会」を3年ぶりに開催しました。本販売会は、障がいのある方々の社会参加促進や各施設の販売機会を増やすことを目的としており、手作りのパンや焼菓子等を販売し、売上金全額を活動資金としてもらうプログラムです。各施設からは、「障がいを持つスタッフにとって、販売という良い経験をさせていただいた。」「今後に向けて課題も見え大変勉強になった。」など、感謝の声が寄せられました。関西支社では今後も定期的に本販売会を開催して参ります。

インクルーシブ社会の実現

「東京マラソン2023」ボランティア活動報告

3月5日(日)、VOLUNTAINERチーム「三菱商事株式会社DREAM AS ONE.」として、東京マラソン2023にチーム参加し、三菱商事およびグループ企業の社員18名が、車いすランナー対応のボランティアとして参加しました。フィニッシュエリアにて、フィニッシュした選手の誘導をしたり、荷物や生活用車いすの受け渡しを行ったり、見送り等を担当しました。

当社は2017年から本大会の車いすレースのサポートをしており、これからもパラスポーツを応援していきます。

1月

次世代の育成・自立

ボランティアセミナー 「ミャンマーで活動するNGOの現状」 ~ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)の活動とこれからの展望~

1月27日(金)、2021年度トークン寄附先の1つである認定NPO法人ブリッジ エーシア ジャパンによるオンライン報告会を開催し、三菱商事およびグループ企業の社員37名が参加しました。当社では社員のボランティア活動1回の参加に対し、500円の仮想通貨を積み立てる『トークン 制度』を導入しています。年度毎に集計した合計金額を社員からの投票に基づき、社会貢献活動の3軸である「インクルーシブ社会の実現」「次世代の育成・自立」「環境の保全」に沿った活動をしている複数団体に寄附しており、その一環として、同会にも寄附を実施しました。

当日は新石事務局長より、活動内容のほか、当社からの寄附が具体的にどのように役立っているのか、支援によって再開したヤンゴン郊外で実施中のBook & Toyミニライブラリー事業を中心にご報告いただきました。また、同団体が行っている古着リサイクルプログラム「フルクル」の仕組みについてもご紹介いただきました。

当社とは2011年度より「フルクル」で協働しており、社員より年間250~280kgの古着を寄附しています。

環境の保全

第64回丸の内市民環境フォーラム(オンライン)開催

1月25日(水)、東京海上日動火災と三菱商事が共催する第64回「丸の内市民環境フォーラム」が、オンラインにて行われました。1993年に始まったこの講演会は、社会を取り巻く環境問題をテーマにしており、今回は約200名の方にご参加いただきました。講師には水中写真家の中村征夫さんをお迎えし、「海からの警鐘~ファインダー越しに見た世界~」と題して、定点観測して撮影した美しい海中写真を投影し、海や陸の環境の悪化や好転についてお話しいただきました。

「海を守るためにはどんなことを心がければよいか」という参加者からの質問に対し、「(汁物などを直接流さずに古布に吸わせる等)たまにではなく、日々できることを」という中村さんの回答に、多くの方が共感されたことがアンケート結果より伺えました。個人の日々の意識が自然を守ることにつながることを再認識しました。

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