三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2011年7月分)

三菱商事では、東日本大震災復興支援基金の一環として「被災地でのボランティア活動」を行っています。7月の活動について報告します。

活動内容

7月から、三菱商事の社員の他、三菱商事グループの企業の社員も参加し始め、派遣するボランティア数を1チーム10名から20名に増員しました。7月は10チーム、およそ200人を派遣しました。これまでは個人宅や農地、ビニールハウス内の汚泥・土砂の除去、漂流物・瓦礫の撤去作業などが多かったのですが、7月後半に入ると、現地の要望によって、側溝の泥だし作業が増えてきました。

東北地方も例年より早く梅雨明け。最高気温が30℃を超える日もあり、また夕方に局地的豪雨に見舞われる日や、地震による津波注意報が発令される日などもありましたが、参加メンバー全員が一致団結して作業に励むことができました。地域住民の方々といっしょに作業する機会や、近隣の集会場をお借りして昼食を共にしながら地震発生時の様子をお聞きする機会、休憩中に子どもたちとサッカーをして遊ぶ機会などもあり、地域の方々に三菱商事のボランティア活動を少しずつ認知して頂けるようになってきました。

参加メンバーの声

  • 「今回現地で肌で感じたものを、まだ活動に参加されていない職場の仲間や、家族・友人とも共有して、被災地の方々のためにできることから始めようという気持ちになりました」
  • 「猛暑で厳しい作業となりましたが、チームワーク良く全員で乗り切ることができました。しかし、周囲を見渡せば、私たちが貢献できたことはほんのわずかだと気付かされます。果てしなく広がる津波の傷跡。それでも人々は地域を復興させようと動き、成果が確実に見え出していました。復興が一層進むよう、これからも自分にできることを考え続けていきます」
  • 「汗だくになりながら農業用水路からヘドロを除去しました。水流の開通という目に見える成果を得ただけでなく、依頼主さんから感謝の言葉を頂いたことは、何事にも代え難い作業への対価になりました。また、ヘドロにまみれながらも力強く生きるザリガニやアメンボの生命力にも感動しました」
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