三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年1月分)

活動内容

1月は、宮城県南三陸町で活動を行いました。

新年を迎えた被災地は厳しい寒さで、活動場所となった南三陸町上の山の住宅跡地のあちこちが積雪や凍結した氷で覆われていました。瓦礫撤去や泥出しに取り掛かる前に、まず地面に張った氷を割ることから活動が始まりました(写真左)。

震災から2年が過ぎようとしていますが、今回の活動場所のように、南三陸町では現在も瓦礫が残っている場所がまだまだあります。重機が作業するためにも人手による作業がまだまだ必要で、一般参加や他企業のボランティアの方と協力しながら作業を進めました(写真中央)。

また、被災した防災対策庁舎を訪ね、黙祷を捧げるとともに、1日も早い復旧・復興へ向けたボランティア活動の継続を誓いました(写真右)。

参加メンバーの声

  • 「力仕事に自分がどれだけ役に立てるのか不安があり、当初は参加に悩んでいました。しかし、いざ参加してみると、現地で役に立つことはもちろんですが、被災地を実際に見て現状を知ることもまた大切なのだということに気付きました。現地でボランティアを続けている方に、『まだまだボランティアの手が必要な被災地の現状を、周りの人たちに伝えてほしい』と言われたことが、強く印象に残っています」
  • 「重機による復旧作業が進んでいるものと思って訪れた被災地には、人の手で行わなければならない作業がまだまだ残っていました。被災家屋の泥の中から出てくる生活用品を見つけるたびに、そこで暮らしていた人たちの日常が奪われたのだという事実を突き付けられるようで言葉が出ませんでした。一戸一戸の瓦礫を手作業で撤去するという地道な作業が、これからもまだまだ続きます」
  • 「震災から2年が経とうとしている中、復興が進んでいない現状を目の当たりにし、震災は過去のものではないと実感しました。そして、支援を継続して実施していくことの必要性を強く感じました。今後も機会を作ってボランティア活動への参加を続けていきたいと思います」
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