三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年4月分)

活動内容

4月は、宮城県南三陸町の泊浜漁港で活動を行いました。

泊浜ではメカブやワカメの養殖に力を入れており、4月はちょうど出荷最盛期に当たります。今回は出荷前の作業を、複数に分かれてお手伝いしました。

ワカメの茎からメカブを削ぎ取る、メカブ削ぎ(写真左)をはじめ、メカブと切り離されたワカメをボイルしたり(同中央)、冷水で冷やした後、芯と葉の部分を切り分ける芯抜き(同右)を行うなど、出荷までの工程をお手伝い。漁港の皆さんと協力しての作業は、交流の貴重な機会にもなりました。

参加メンバーの声

  • 「志津川駅跡から眺めた鉄骨の防災庁舎だけが残る南三陸町の風景や、ボランティアセンターで見た震災当日の映像、センターの方から伺ったその後の復興状況、何より今回参加した漁業支援活動を通じて、改めて震災の傷痕を深く認識でき、自分の意識が変わりました。たった2日間の支援ですが、この非常に貴重な体験を伝播していきたいと思います」
  • 「漁港の皆さんは、津波で船や機械などが流されてしまったため、手作業で出荷準備を行っていました。素人の私たちができることは限られていますが、漁師の皆さんから感謝のお言葉を頂き、微力でも支援していくことの大切さを改めて学んだ思いです」
  • 「被災地の方の『一番恐れているのは被災の“風化”』『これからの復興支援は“心のケア”が中心になってくれれば』という言葉が特に印象に残っています。被災地や被災者のことを忘れず意識し、現地が必要としている支援活動を行っていくことが重要だと感じました」
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