三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年9月分)

活動内容

9月は、岩手県大船渡市や陸前高田市、宮城県南三陸町および石巻市と、幅広い地域でボランティア活動を行いました。

大船渡市では、昨年に続き「三陸大船渡さんままつり」の開催を、会場の準備から販売やイベントの盛り上げまでお手伝いしました。天候はあいにくの雨となってしまいましたが、会場は多くの来場者でにぎわい、笑顔と活気にあふれるイベントとなりました(写真左)。

陸前高田市や南三陸町では、農業や漁業の作業をお手伝い。農地では細かな瓦礫や雑草の除去などを、漁港では養殖用のおもり作りなど、力仕事に汗を流しました(同中央)。

また石巻市では、NGOと連携して、仮設住宅へのコミュニティー新聞の配布を行いました。単に新聞を配布するだけでなく、仮設住宅暮らしが続く方々とのコミュニケーションが目的の活動とあって、参加者にとっても貴重なお話を伺う機会になりました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「甚大な被害を受けた陸前高田で語り部さんのお話しを伺い、震災・津波の恐ろしさを再確認しました。また、さんままつりで販売をお手伝いしていたところ、雨の中にもかかわらずお客さんから明るい笑顔で『おいしかったよ、ありがとう』と声を掛けられ、こちらが元気を頂きました」
  • 「活動中、漁師の方から『ホヤは仕込みから収穫まで3年かかるんだよ』との話を伺い、産業が復興するために必要な時間を考えさせられました。復旧は進んでも、被災した方々の心のケアや仕事のこと、これからが本当の復興を果たすための大変な時期になるはず。少しでも後押しするために、今後も復興支援に関わっていきたいと思います」
  • 「実際に被災された方々から、震災当時や2年半経った現状について生の声を聞くことができ、大変勉強になりました。また、当初は新聞配達を通じて交流するという慣れない活動に不安な面も大きかったのですが、住民の方々の笑顔や、初めは不安を口にしていた方が、お話を重ねていくにつれ前向きな発言に変化していく姿を見て、ボランティア活動の手応えを感じることができました」
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