三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年10月分)

活動内容

10月は、岩手県、福島県でボランティア活動を行いました。

岩手県大船渡市では、旬のサンマが振る舞われる「第29回 三陸大船渡さんままつり」のお手伝いをしました。目玉コーナーであるサンマの炭火焼きを中心に、すりみ汁の販売、釣りゲームなどの補助や清掃を担当。天候にも恵まれ、多くの来場者の皆さんが三陸の新鮮なサンマを堪能しました(写真左)。

福島県郡山市では、三菱商事復興支援財団が市と連携して果樹農業の6次産業化に取り組んでいます。ボランティアチームはこの6次化に共に取り組む農家で、農業支援を行いました。リンゴ農園では、リンゴがまんべんなく赤く色づくように日光を遮る葉を取り除く作業を行いました(同中央)。

また、ブドウ農園では、ブドウ棚の解体や枯れ木の撤去をお手伝い。解体には針金の切断、巻き取り作業も行うため、必要に応じてゴーグルを着用するなど安全に配慮して作業を進めました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「現地の方々に温かく迎えていただき、むしろボランティアである我々の方が元気をもらった3日間でした。ボランティアというと力仕事や“すごいこと”を求められるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、地域の人と一緒に時間を過ごして理解し合うこともボランティアの大切な活動と思います。地元の方と交流したり、現地で消費したりすること、そして理解した東北の魅力を国内外に広く伝えていくことが、地域活性化の後押しにつながるのだと実感しました」
  • 「これまで参加したボランティア活動の中でも最も現地の方々と交流した貴重な経験になりました。たった2日間の作業ではありましたが、実際に農作物に触れたことで慈しむ気持ちが芽生えてきました。短期間お手伝いした自分でさえそう思うのですから、日ごろ大切に育てている福島の農家の方々が、震災により直面した苦悩は計り知れないものだと思います。今後もボランティアとしてお手伝いすることで、東北の皆さんの力になれればと思います」
  • 「会社でボランティアでの体験や感じたことを報告したところ、『ぜひ参加したい』『福島の野菜や果物を積極的に買いたい』との声が多く上がりました。現地での活動だけでなく、活動体験を伝えることでも復興支援の輪を広げられるのだなと実感しました。今後も、自分が体験したことや気付いたことを多くの方に伝えていきたいです」
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