三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2016年2月分)

活動内容

2月は、宮城県、福島県でボランティア活動を行いました。

宮城県石巻市では、廃校から再生した複合体験施設「MORIUMIUS(モリウミアス)」で、林道の整備作業、豚舎の修理および放牧場の整備などを行いました(写真左)。仙台市の仙台秋保醸造所では、建屋周辺のフェンスやブドウ棚作りに加え、ワインのボトル磨きやラベル貼りなどの作業もお手伝いしました。

福島県では、“日本の復興を「いわき」から”をスローガンに掲げる「第7回いわきサンシャインマラソン」で給水ボランティアを行い、地元ボランティアの皆さんとランナーを応援しました(同中央)。

また、翌週にスパークリングワインの初出荷を控えた福島県郡山市の「ふくしま逢瀬ワイナリー」では出荷準備をお手伝い。また、シードルのリンゴを納品した農園では、農家の方といっしょに枯れ枝の処理作業を行いました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「語り部さんから震災当日の体験をうかがい、『来月で震災から5年経ちますが、この記憶を風化させてはならない。命の尊さを伝えていかなければならない』という言葉に、胸が熱くなりました。今まで以上に身近な人たちへ被災地の皆さんの思いを伝えていきたいと、気持ちを新たにしました」
  • 「ランナーも地元ボランティアの皆さんも、全員がマラソン大会を盛り上げようと一生懸命になっている意気込みが伝わってきました。地元の皆さんと作業をすることで一体感が生まれ、充実した時間を過ごすことができました。このようなイベントでもっと多くの方に集まっていただき、いわきには美味しいものや温泉があることを知ってもらいたいと思いました」
  • 「社を挙げての復興プロジェクトである『ふくしま逢瀬ワイナリー』の最終出荷工程をお手伝いすることができ、たいへん有意義でした。その原材料を供給する農園での作業を通じ、まさに6次産業化の現場を体験することもできました。工場および農園の方々が真摯に生産に取り組む姿に、私たちのほうが元気付けられた気がします。また、震災から5年が経ちましたが、本当の復興まではまだまだ長い道のりと実感しました。震災・被災を風化させぬよう、志を一つにしてボランティア活動を継続していくことが大事だと思います」
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