三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2016年5月分)

活動内容

5月は、宮城県、福島県でボランティア活動を行いました。

宮城県仙台市で開催された「仙台国際ハーフマラソン」で、エイドステーションの設営、給水、後片付けなどをお手伝いしました。メンバーは互いに協力し合い、ゴールを目指し力走するランナーに、給水とともに拍手と声援を送りました(写真左)。

南三陸町、入谷地区の農工房では、トウキ(薬草)の育苗作業やリンゴの剪定、ビニールハウス内でのジャガイモ掘り、ブドウ棚作り、トマトの土作りと苗植えなどを行いました。メンバーは、大量の汗をかきながら農作業を続けました(同中央)。

福島県郡山市では三菱商事復興支援財団を通じて、果樹農業の6次産業化を支援する「ふくしまワイナリープロジェクト」に取り組んでいます。シードルの原料となる「ふじ」を栽培するリンゴ畑で摘花作業を手伝いました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「マラソン大会のボランティアは、復興支援だけではなく、仙台市民との交流の場であることを実感しました。ボランティアの最中や仙台市内で、『来てくれてありがとう』と声をかけられる場面が多々ありました」
  • 「既に瓦礫撤去等の作業はなく、現在は地域振興支援の段階になっていることを知りました。人口が3分の2になってしまった町に対し、どのようにしたら、外からの支援がなくなっても元の活気を取り戻せる状態にできるのか。まだまだ先は長いと感じました」
  • 「自分の目で現地を見て、復興への取り組みについて認識を新たにし、想像していたより復興への道のりは遠いことを実感しました。今回、現地に入ったことで学ぶことが多々ありました。また、機会をつくりボランティアに参加したいと思います」
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