三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2016年12月分)

活動内容

12月は、宮城県、福島県でボランティア活動を行いました。

宮城県では、仙台市にある仙台秋保醸造所で、ブドウの苗木を移植する畑の開墾作業、ワインの瓶詰め作業の補助などを行いました。荒地の開墾という重労働も、全員で団結し、懸命に作業を進めました(写真左・中央)。

三菱商事復興支援財団が福島県郡山市と連携協定を結び、果樹農業の6次化を支援する「ふくしまワイナリープロジェクト」。プロジェクトに共に取り組む郡山市の農園で、リンゴの収穫と選別、ブドウの剪定枝の破棄作業などを行いました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「秋保ワイナリーは、ようやくワインの生産が始まったところで困難も多く、まだまだ人手が必要だと思いました。東北の産業復興の一つのシンボルとして、なんとか成功してほしいと願っています。一方で、危険地域に指定され、住民がいなくなった仙台沿岸部の閑散とした様子を見て、忘れかけていた地震、津波の恐ろしさを思い出しました。防災、減災について意識を持っていきたいと思います」
  • 「開墾は石や木の根を取り除く地味で肉体的にも少々つらい作業ではありましたが、ここにゆくゆくはブドウの苗が植わり、実がついて美味しいワインになるのかと思うと、筋肉痛も和らぐ気がしました」
  • 「福島県郡山市とのワイン・リキュール製造プロジェクトという、農家の皆さんにとっても新たな試みの中で、試行錯誤しながら挑戦されている姿は、この土地で生きていくという、震災前の当たり前を、今再確認されているように感じました。被災地としてではなく、福島県としての価値を再度見出す取り組みであることにとても共感しています」
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