三菱商事では、「社員が生き生きと働ける環境づくり」のため、従業員組合との積極的な対話により社員の声を反映した施策の策定・実行を進めています。
三菱商事従業員組合の概要
三菱商事従業員組合は1970年に結成され、2011年10月現在の組合員数は3,370人、会社との協定による有資格者は全員が加入しています。専従メンバー4人のほか、各部門や支社などに設置した11支部から選出された代議員が中心となり、さまざまな取り組みが行われています。
労使間では「三菱商事をいかに良くしていくか」の考えを共有し、さまざまな人事関連施策において、従業員組合の意見を採り入れながら推進しています。
現場社員の声を集約し経営に届け、人事制度の現場への浸透をサポートする機能
従業員組合では、労使で合意し会社が導入した各種人事制度をより深く浸透させるため、各支部単位で職場会議を頻繁に開催しています。その数は全体で月に約20~30回、年間延べ約300回を超えています。
また、課題を共有し、その改善のための労使懇談会は、ビジネスユニット、本部、部門・営業クループ単位で開催し、最終的に社長との懇談会を年に1回開催して、社員の声を届ける機会を設けています。組織のすみずみまで各種人事制度を浸透させ、職場会議やアンケートなどで集めた声を組織単位で集約し、最終的に社長まで届けるというモニター機能も有していることが、三菱商事従業員組合の特徴です。

従業員組合との定期的な会合
社長をはじめとする経営との労使懇談会(労懇)のほか、年に2回の業績労懇、人事部門との定例会によって、定期的に労使間コミュニケーションを行っています。また、独身寮や社員食堂、働く環境整備、タイムマネジメント、ダイバーシティなどの個別テーマにおける会社と従業員組合との連絡会も開催され、そこで出された意見を施策に反映しています。
さらに、労働安全衛生法で義務づけられている衛生委員会には、組合メンバーも参加し、その意見を安全衛生の取り組みに反映しています。
三菱商事従業員組合の専従メンバー
従業員組合では、社員が高いモチベーションを維持できる様、働き甲斐のある職場環境を整備していくため、会社と力を合わせて様々な活動を行っています。
人事制度に関する運用実態のモニタリングや、労使懇談会を通じた経営諸施策に対する課題の共有、そして、社員の働き方が一層、多様化する中でニーズを踏まえた支援制度や人材の育成・活用など、制度・運用の更なる充実を積極的に会社へ提言しています。

仕事と家庭の両立という観点から「働きやすい職場風土の実現」を目指した活動の一環として、2011年8月、「第二回子ども会社見学会」を開催いたしました。『職場において家族の話題を提供することで、仕事と家庭の両立に対する職場の理解を深めてもらうこと、また、仕事に対する家族の理解を深めてもらうとともに、仕事と家庭の両立の仕方について社員が考えるきっかけにしてもらうこと』を目的としています。小学校3年生~6年生までの社員のお子さん34名が参加し、職場訪問や社員食堂でのランチ、ボランティア活動への参加など、盛りだくさんのプログラムを楽しんでいただきました。


