三菱商事

プロジェクト探検 第17回 環境に優しい社会づくり プロジェクト探検 第17回 環境に優しい社会づくり 写真提供:読売新聞社

三菱商事のプロジェクト現場を高校生が訪問・取材し、リポートする「プロジェクト探検隊(読売新聞社 主催 三菱商事 特別協賛)」。

第17回目となる今回は、コロナ禍の影響で初のオンライン開催で「環境に優しい社会づくり」をテーマに実施。

5都府県から集まった高校生27人は三菱商事の気候変動問題に関わる部署の担当者から説明を受けた後、二酸化炭素を回収して利用する手法「CCUS」に関わるビジネスアイデアを練るため、オンライン上で活発な議論を交わしました。

読売新聞 3月5日 掲載
スケジュール スケジュール
  • 2020年11月1日 「たはらソーラー」見学 2020年11月1日 「たはらソーラー」見学

    2020年11月1日に、メインプログラムに先がけて愛知県立旭丘高校の生徒6人が、愛知県田原市にある、三菱商事パワー(三菱商事100%子会社)とシーテックによる合弁会社の太陽光発電施設「たはらソーラー」を訪れました。広さ約98ヘクタールの中に第一発電所と第二発電所があり、縦約160センチ、幅100センチのパネル約32万枚が敷き詰められています。今回、高校生6人は第二発電所を見学し、案内していただいた株式会社シーテック(http://www.ctechcorp.co.jp/)の藤井さんと三菱商事パワー社員の説明に対して熱心に質問し、再生可能エネルギーに対する理解を深めました。

  • 2020年12月21日~22日 メインプログラム①講義(オンライン) 2020年12月21日~22日 メインプログラム①講義(オンライン)
    テーマ「環境に優しい社会づくり」

    メインプログラムの1日目と2日目は三菱商事社員による講義を行いました。
    高校生たちは「企業がサステナビリティに取り組む意義」について学び、三菱商事が「低脱炭素社会への移行」を目指す中における「再生可能エネルギー、水素、CCUS」など、事業の具体的な取り組みの説明を受けました。
    2日目には数学者で大道芸人でもあるピーター・フランクルさんの特別講義が行われました。ピーターさんは「心の門戸を開いて自分と相手との共通点を見つけ出そう」とメッセージを送り、参加した高校生たちは国際的な視点を持つことの大切さを学びました。

  • 2020年12月23日、2021年1月28日~29日 メインプログラム②アイデアソン(オンライン) 2020年12月23日、2021年1月28日~29日 メインプログラム②アイデアソン(オンライン)
    テーマ「どうすればCCUSが世の中に浸透するか -CCUSの技術を用いた商品を考えよう!-」

    3日目と4日目は、27人の高校生が5班に分かれ、ビジネスアイデアを練るアイデアソンに取り組みました。テーマは「どうすればCCUSが世の中に浸透するか-CCUSの技術を用いた商品を考えよう!-」です。各グループには、三菱商事の部署横断型チームであるCCUタスクフォースの社員5人もメンターとして参加しました。
    5日目の発表会では、CCUSを普及させるための様々なアイデアが飛び出しました。

    CCUSとは?

    二酸化炭素(Carbon dioxide)の回収(Capture)と利用(Utilization)、貯留(Storage)の頭文字を取ったもの。二酸化炭素(CO2)を資源として考えて、分離・回収し、地中に貯蓄したり、ポリエステルなどの化学品や燃料、コンクリートなどの鉱物に利用したりする手法。CCSやCCUと表記することもある。CCSはCO2を地中深くに貯留することで、大量のCO2を処理することができる。一方、CCUはCO2をドライアイスなどとして直接利用したり、別の素材に変換して利用したりする技術のことを指す。特に別の素材に変換・利用する技術の研究開発をイノベーションによって進める取り組みを「カーボンリサイクル」と言う。

    メインプログラム開催の様子
「海外プロジェクト探検隊」一覧
ページ上部へ