三菱商事

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2009年11月30日

エチオピアでの太陽光発電による無電化農村支援(国際貢献)

2009年11月29日、三菱商事は、エチオピア農村開発省(MOARD)指定のモデル農村オロミア州マキ村で、同省向け小規模太陽光発電機材の寄贈式を開催致しました。
地方農村開発支援を目的として、昨年7月にMOARDと締結した覚書にもとづき、当社はマキ村とチャカ・アラムテナ村にて太陽光発電機材の据付を完了し、両農村の電化計画に貢献して行きます。
本プロジェクトは現地通貨で約50万ブル(円貨換算額:約500万円)の予算総額で、MOARD指定のモデル農村であるマキ村とチャカ・アラムテナ村のそれぞれの農民訓練センター及び家畜診療所に、以下の機材を提供します。
 
1.   農業訓練センター:太陽光発電パネル機材、講習用テレビ及びDVD等
2.   家畜診療所        :太陽光発電を利用した動物薬保存用冷蔵庫
 
農業訓練センターでは、農作業を終えた村民が、夜間に農業技術向上の為の教育プログラムを受講できるようになります。また、家畜診療所では、安全な動物薬を長期保存出来るようになります。 
これら太陽光発電機材に特徴的なのは、発電するための運転コストを必要としないことです。当社は、今回寄贈する太陽光発電システムは農民の生産技術向上に役立つだけでなく、CO2の発生を抑制することにより環境保全にも貢献できることを期待しております。
 
当社の企業理念「三綱領」の一つである所期奉公では、「事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する」ことを謳っており、この理念に基づき、当社は35年以上も前から世界中で数多くのCSR事業を展開して参りました。この度のマキ村とチャカ・アラムテナ村における太陽光発電プロジェクトも、エチオピアで50年以上に亘り事業を継続している当社のCSR活動の一環です。

ニュースリリースに関するお問い合わせ先

三菱商事株式会社 広報部 報道チーム
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