三菱商事

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2013年3月19日
三菱商事株式会社
石油資源開発株式会社

インドネシア共和国カンゲアン鉱区のテランガス田における原油換算累計生産量、1千万バレル達成

  石油資源開発株式会社(以下、石油資源)及び三菱商事株式会社(以下、三菱商事)が共同で参画しているインドネシア東ジャワ海上のカンゲアン鉱区では、2012年5月26日に同鉱区内のテランガス田の商業生産を開始しましたが、同ガス田はその後順調に生産を続け、この度原油換算累計生産量が1千万バレルに到達しましたことをお知らせ致します。
 
  また、本生産記録達成と合わせ、石油資源及び三菱商事の両社が2007年5月に本鉱区に参加して以降、同鉱区内の4油ガス田(パゲルンガンガス田、スパンジャン油田、PUO油田及びテランガス田)からの原油換算累計生産量が2千万バレルを超えたことを記念し、本鉱区を操業するカンゲアン・エナジー・インドネシア社(Kangean Energy Indonesia Ltd)(以下、KEI)は2月27日、インドネシア石油ガス上流事業実行特別部局Satuan Kerja Khusus Pelaksana Kegiatan Usaha Hulu Minyak dan Gas Bumi (以下、SKKMigas)ルディ・ルビアンディニ長官を始めとする関係者を招待し、ジャカルタ市において記念式典を開催しました。
 
  テランガス田は、バリ島北方90kmの海域(水深90m)に位置するガス田であり、テラン・シラスン・バトゥールの3つのガス田の集合体であるTSBガス田の一部です。水平坑を含む生産井4坑から、生産開始以来、平均で日産2億4千万立方フィート(原油換算で日産約4万バレル)のガスを順調に生産し、生産開始から8ヶ月で1千万バレル達成となりました。
同ガス田から生産される天然ガスは、洋上生産設備(FPU)にて処理された後、東ジャワ天然ガスパイプラインを経て、東ジャワ州スラバヤ市近郊の国営電力会社や肥料工場などに販売され、天然ガス需要増加が著しい同地域への安定供給並びに経済発展に貢献しています。
 
  今後はTSBガス田のシラスン及びバトゥールガス田の開発工事の着手に向け、鋭意作業を推進しますとともに、既発見未開発ガス田であるカンゲアン島西方海域のウエストカンゲアンガス田の開発や、大規模な原油の発見が期待されるサウス サウビ・プロスペクトの試掘計画を推進し、本事業のさらなる発展を期すとともに、インドネシア国内のエネルギーの安定供給に引き続き貢献していく所存です。
 
以 上
 
 
添付資料
 
■カンゲアン鉱区とテランガス田位置図
 
 
 
 
■2013年2月27日に開催された「2千万バレル達成式典の様子」
 
 
 
 
■カンゲアン鉱区権益保有スキーム
 
 
 

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