

三菱商事がペルーにオフィスを構えて50年以上。始めは駐在事務所でしたが、1964年10月、現地法人となりました。
ペルー三菱の主要ビジネスは、銅関連取引です。アンタミナ鉱山(CMA)に10%出資し、過去10年にわたり、鉱山業で確かな地歩を築いてきました。CMAは、南米最大級の生産力を誇り、ペルーは近く、世界第2位の銅生産国になると見込まれています。
また、銅以外の金属資源も豊富で、銀の産出量は南米トップ、鉄鉱石や亜鉛などの優良な鉱山を抱え、金属資源国としてのポテンシャルに、世界の資源メジャーも注目しています。さらに、そうした資源ビジネスの機会をとらえ、メジャー向けに機械やプラントの販売にも取り組んでいますが、三菱自動車の販社MC Autos del Peru S.A.が現地で築いてきた「三菱」の高いプレゼンスが大いに役立っています。
ブラジルやチリ、メキシコなど中南米の大国に比べると、ペルーは小さな国ですが、そのポテンシャルは非常に大きい。本店と連携しながら、スタッフ一丸となって新規ビジネスの開拓に注力し、場所としてのプレゼンスを高めるべく、まい進していきます。


アンデス山脈東端のカミセアで天然ガス田が発見されたおかげで、2009年には、ペルーは世界的なエネルギー輸出国の仲間入りをする予定です。ペルー国民は、何世代にもわたってクリーンなエネルギーが享受できるほか、ガス輸出による収入や投資の増加、炭化水素の貿易赤字削減、国内産業のエネルギーコスト削減など、ペルー経済の活性化が期待されています。
この天然資源を最大限に活用するため、現在、ペルーLNGプロジェクトを進行中。投資額は20億ドルで、1日当たり6億2,000万立方フィートのガスをLNG(液化天然ガス)化し、主に北米西海岸向け、年間約400万トンの輸出を目指しています。


リマは、『セニョール・デ・ロス・ミラグロス(奇跡の主)』と呼ばれるキリスト教の祭りで有名。南米最大のこの祭礼には、ペルー全土のみならず世界中から敬虔な信者が集まります。
祭っているのは、1651年にアンゴラ人の奴隷が建物の壁に描いたとされるイエス・キリストの壁画です。壁画が描かれた4年後、大地震によってリマの建物のほとんどが倒壊しましたが、壁画は無傷で残り、時が経つにつれて『奇跡の主』として知られるようになりました。
祭りのメインは10月18日、何十万人もの信者のパレードです。お香が立ち込める中、聖歌を歌いながら、カルガドーレス(運び手)に担がれた巨大なキリストの絵がゆっくりとリマの町を回ります。絵の前を歩くのはサウマドーラス(カトリックの女性グループ)。彼女たちは『奇跡の主』への献身を示す紫色のローブを身にまとっています。この祭りでは、多くの信者が紫色の服を着るため、10月はメス・モラード(紫の月)といわれています。
『奇跡の主』は、ペルーで最も重要な祭りの一つです。壁画に祈って病気が治った信者の話とともに、『奇跡の主』の評判はリマからペルー全土へ広がっています。
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