

1957年に始まったタイにおけるいすゞ自動車事業は、いすゞ自動車と三菱商事の強い協力関係により、輝かしい成功を収めてきました。その中核を担ってきたのが、いすゞ車の総代理店であるTri Petch Isuzu Sales(TIS)です。TISは、“動く(運ぶ)を支え、お客様の生活・ビジネスの発展をサポートし、社会の発展に役立つ”という“いすゞスピリット”に基づき、“お客様に最大の価値を”を追求し続けてきました。
いすゞは、商用車のトップブランドとしてタイで不動の地位を築いています。これまでに、国内で200万台以上を製造・販売しており、ピックアップトラック「D-MAX」は、6年間で85万台以上を売り上げるベストセラーとなっています。
ピックアップは、タイの全自動車の6割以上を占め、タイ経済で重要な役割を担っています。世界的に見ても、タイは1トンピックアップ市場として世界最大、1.5トン車を含めても米国に次ぐ世界第2位の市場です。このため、タイには、大手自動車メーカーのピックアップ製造拠点が集まっています。
2003年から現在までに、Isuzu Operations(Thailand)を通じて、D-MAXを40万台以上、輸出しました。私たちは、タイでの成功を基に、“いすゞスピリット”を世界に展開し、世界中にいすゞファンを増やしていきたいと願っています。


“微笑みの国”タイは、6,500万人近くの人口を有し、数十年もの間、投資対象国として高い注目を集めてきました。
タイには、泰国三菱商事(1960年設立)と泰MC商事(1973年設立)のほか、100社近くの事業会社があります。いすゞ自動車事業を推進しているTri Petch Isuzu Salesのほか、タイヤ販売を管轄するブリヂストンとの合併会社Bridgestone Sales(Thailand)や、マルチトール(甘味料の一種)を生産するMC-Towa International Sweetenersなどもタイで重要な役割を担っています。
三菱商事のタイにおける事業の歴史は古く、これまでに石油化学、自動車、バイオ燃料、製鉄といった成長産業に携わり、今後もタイの発展に貢献できる重要な立場にあると認識しています。ビジネスを円滑に進め、この責任を果たしていくために、タイ石油公社、サイアムセメントグループ、サハグループといった当地の強力なビジネスパートナーとの関係強化にも取り組んでいます。
近年、特に力を入れているのは、再生可能エネルギーと環境ビジネスです。石油価格の高騰が続く中で、プミポン国王がバイオ燃料の使用推進を提唱なさるなど、再生可能エネルギーの注目度は高く、政府もバイオエタノール混合ガソリンやバイオディーゼル混合軽油の普及策を打ち出しています。また、地球温暖化対策も進められており、温室効果ガスを削減するCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクトの導入も推進中です。
タイには、まだまだ豊富なビジネスチャンスが眠っています。泰国三菱商事および泰MC商事の力を合わせ、既存ビジネスを拡大していくとともに、三菱商事とタイの持続可能な発展のために、新規ビジネスの開拓にも全力を尽くしていきます。


2006年はプミポン国王の即位60周年、翌2007年には国王の80歳の誕生日がありました。タイでは、曜日ごとに“色”が決まっており、国王のお生まれは黄色がシンボルカラーの月曜日です。政府は、これら記念行事に際して国王への尊敬と愛の印として、月曜日に王室の紋章の入った黄色のポロシャツを着るよう呼び掛けました。これが国民に喜んで受け入れられ、現在でも月曜日には官民問わず多くの人が黄色のポロシャツ“誇りと喜びのユニフォーム”を着るようになっています。


バンコクの交通渋滞は市民の頭痛の種。渋滞は、会議に10〜15分遅れたときの言い訳の定番にもなっています(時間通りに始まらないのがタイ流です)。東京なら1日にいくつものお客様を訪問できるでしょうが、ここバンコクでは、数社できれば上出来。ラッシュアワーにはうんざりしてしまいます。そんなときには、運河ボートがオススメ。運賃はバスと同程度で発着時間は正確です。ただし、運河のにおいを我慢しなければなりません…。


タイにおいて、三菱商事は海外向け奨学金制度「MC International Scholarship」を提供しています。奨学生の中には、卒業後、当社で働くことになった人もいます。「三菱商事からの支援に対する感謝の気持ちを伝え、何らかの形で報いたいと願っていたところ、幸運にも泰MC商事で働く機会を得ました。まだ入社1年目ですが、泰MC商事の成功のために精一杯頑張っていきたいと思います」との声も寄せられています。
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