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世界4位、人口2億1,900万人超を抱えるインドネシアでは、国内総発電容量が25,000メガワット(MW)に達します。このうち、ジャワ・バリ地域が約18,000MW。1971年以降、三菱商事がインドネシアに建設した発電所18基の合計容量は9,500MW以上に上り、ジャワ・バリ地域の半分以上、国内総計の3分の1以上を担っています。
原油価格の高騰と電力需要の増加に伴い、インドネシアの発電事業は、投資家にとっても、設計、調達、建設事業者にとっても大きなチャンスとなっています。われわれは、電力事業のメジャープレイヤーとして、このチャンスを大いに活用しています。
一例が、チレゴンの740MWの複合火力発電所です。この開発は、中国海洋石油総公司からのガス供給と、国際協力銀行からの資金調達を基に計画され、プロジェクトオーナーである国営電力会社が土地を確保しました。当事務所の提案からわずか9カ月で締結された本プロジェクト。契約額は3億4,500万米ドル、発電所の竣工は今年8月の予定です。
このほかにも、石炭火力発電所プロジェクトの入札が数件控えているほか、いくつかの複合火力発電所プロジェクトも進行中。すでに国際協力銀行からの資金調達のめどが立ち、ガス供給先の確認待ちの状態です。われわれはこれらのプロジェクトに積極的に参画していきます。


約580万km2と広大な経済水域をもつインドネシアでは、漁業は重要な産業です。FAO(国連食糧農業機関)によると、インドネシアの年間平均漁獲高は500万トンを超え、世界6位の漁業国となっています。
注目は、近年順調に成長しているマグロ漁業です。マグロはえ縄漁が始まったのは、1991年。当初は小規模だったものの、その後急速に拡大、現在、漁船数は約1,500隻にまで増加しています。特に新鮮な刺し身用のマグロがビッグビジネスとなっており、水揚げされるマグロのおよそ20〜30%は、三菱商事の子会社である東洋冷蔵を通じて、日本市場に輸出されています。


多くの大都市同様、ジャカルタもラッシュ時の交通渋滞が問題となっています。対策としてジャカルタ市当局が打ち出したのが、「3イン1」制度です。これは所定の道路では、ラッシュ時、3人以上乗車していない個人車は通行できないというもの。そのかわりバス専用レーンが導入され、バスは、渋滞に巻き込まれることのない魅力的な通勤手段となりました。これらの対策により、渋滞は緩和され、ジャカルタ市への移動時間も短縮されつつあります。


何百もの民族が何百もの言語を話し、無数の習慣が息づくインドネシアは、素晴らしい伝統文化の宝庫です。その一端をご紹介します。
ジャカルタ、ブタウィ族のオンデル・オンデル
ブタウィ族はジャカルタの先住民。今でも数多くの行事にブタウィ文化は息づいています。毎年6月に行われる「ジャカルタ創設記念祭」には、オンデル・オンデルと呼ばれるブタウィの巨大な人形が登場します。身長約2.5m、大きなお面と金ピカの巻き毛のヘアースタイルで見物客を楽しませてくれます。
アチェのサマン・ダンス
サマン・ダンスはアチェ州の有名なダンス。「1,000の手のダンス」として知られ、正座した8〜20人のダンサーが横一列に並び、上半身だけで踊ります。ダンスはゆっくりと始まり、ダンサーは一人おきに伸び上がったり、沈み込んだりして、海のうねりを表現します。徐々にテンポを上げながら、腕をつないで離したり、体を左右に反らせたり、頭を大きく振ったりして、ダンスは劇的に変化していきます。一糸乱れず、すべての動きが一分の隙もなく同調しているさまはまさに見ものです。
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