1237POINTPOINTPOINT世界が直面する気候変動に対し、低・脱炭素化への取り組みは喫緊の課題です。三菱商事グループは、資源・エネルギーをはじめとするさまざまな事業に携わってきた当事者として、天然ガスなどのエネルギーの安定供給責任を果たしつつ、カーボンニュートラル社会の実現に取り組んでまいります。2050年GHG排出ネットゼロを前提とし、新たな2030年度中間目標と具体的な削減計画を策定しました。火力資産のダイベストメントを中心としたポートフォリオの入れ替えなどにより、2030年度までに排出量の半減を目指します。※1 上記数値は出資比率基準によるScope1/2排出量を示したものであり、関連会社のScope1/2排出量の当社出資持分相当分を含む(算出方法の詳細はhttps://mitsubishicorp.disclosure.site/ja/themes/113#917参照)。 ※2 Scope2のマーケットベースの数値など、これまで特に関連会社で十分に把握できていなかったデータが最も精度高く得られる2020年度を新たに基準年度としたもの。数値は現在精査中で、微修正の可能性もある。 ※3 削減努力を進めた上で、なお残存する排出量については、炭素除去を含めた国際的に認められる方法でオフセットを行う前提。●Scope3については、上記※1記載の関連会社分の取り扱いも含め特に排出の大きなカテゴリーの適切な排出量管理・開示の在り方を、今後の国際的な議論の状況も踏まえて検討。●GHG排出量削減目標に係る削減計画や施策は、技術発展・経済性・政策/制度支援などの進■に応じて柔軟に変更。2,530万トン2020(基準年度)(エネルギー・トランスフォーメーション)温室効果ガス排出量削減目標あらゆる手段を最大限活用し、再エネ調達や燃料転換を含めたオペレーション上の削減や資産の入れ替えを進め、パリ協定と整合した水準の総量削減を目指す。(2020年度比)※1※2ポートフォリオ入れ替え■ 火力発電資産などのダイベストメント再エネ調達■ 鉱山や生産プラント・物流網への再エネ導入省エネ・DX効果■ 省エネ支援システム・VPP(仮想発電所)導入■ サプライチェーン最適化燃料転換など■ 既存火力資産への水素・アンモニア混焼2030目標温室効果ガス排出量削減目標総合力を活かして産業変革を促すとともに、新技術・イノベーションを積極的に活用することで、パリ協定の目標達成・2050年ネットゼロを目指す。ネットゼロ2050目標※3産業構造変革への挑戦新技術・イノベーションの活用温室効果ガス削減目標2030年度半減・2050年ネットゼロ2030年度までに2兆円規模のEX関連投資2050年ネットゼロ2030年度半減(2020年度比)Roadmap to a Carbon Neutral Society(2021年10月発表)半減温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標カーボンニュートラル社会へのロードマップEX・DX一体推進による「新たな未来創造」
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