文化・芸術
将来性のある若手アーティストへの支援、また美術館・博物館と協働でのイベント開催など、文化芸術関連の活動も広く行っています。
三菱商事アート・ゲート・プログラム

三菱商事が企業の社会貢献として取り組んでいる、プロのアーティストを志す方々へのキャリア支援プログラムです。
日本の芸術系大学生およびその卒業生は、一般的に作品発表の機会に恵まれないという現状があります。2008年にスタートした本プログラムでは、学校卒業後3年未満の若手アーティストによる作品を公募し、年間約200点を1点10万円で当社が購入。社内外に展示した後、その作品を一般参加のオークションで販売し、その売上を奨学金として給付することで、若手アーティストの育成とキャリア支援を目指しています。
展示とチャリティー・オークションを通じ、多くのアーティストが個展開催の機会を得たり、コレクターから新規の制作依頼を受けたりと、まさに「ゲート」にふさわしい取り組みとなっています。

西オーストラリア州交響楽団(WASO)活動支援

国際的にも高い評価を得て、地域を代表する文化芸術団体として注目度が高い、「西オーストラリア州交響楽団(West Australia Symphony Orchestra=WASO)」の活動を支援しています。

大英博物館「日本ギャラリー」支援

2008年1月、大英博物館の「日本ギャラリー」の10年間のスポンサーシップとして、100万英ポンド(約2.1億円)を拠出することを決定しました。同ギャラリーは、日本の過去と現在の物語を魅力的に伝える、欧州における日本文化の発信拠点となっています。そこへの支援は国際的な意義も高く、三菱商事が今後国際貢献をさらに拡充していくという方針にも合致し、今回の寄附が決定しました。この寄附を通じ、欧州と日本との継続的な友好関係の構築、日本文化の発信支援に寄与していきたいと考えています。

米国スミソニアン博物館支援

アメリカ最大の規模を誇るスミソニアン博物館のフリーア美術館とサックラー美術館を2015年から支援しています。両美術館は、約4万点の日本を中心とした東洋の美術品を収蔵する日本文化・芸術の発信拠点です。この支援を通じて、日米の友好関係の一層の深化に貢献していきます。

バルドー博物館支援

バルドー博物館は、ユネスコ文化遺産でもある古代カルタゴ遺跡や、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡から発掘された出土品やモザイク画などを数多く所蔵する、考古学的に価値が高い博物館。これまでにトラック、パソコン、大型スクリーン、TV会議用視聴覚機材などを寄贈し、博物館を訪れる観光客や研究者に利用されています。
