三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2012年1月分)

活動内容

1月は宮城県南三陸町で、漁師さんが養殖に使う土のう作りや、防災対策庁舎近くに残る瓦礫の収集を行いました。1月に入った被災地は寒さが厳しく、積雪も見られましたが、漁師さんたちがおこしてくれた焚き火で体を温めながら作業をこなしました。

また、オフィスで昼休みや夕方などの空き時間を使って社員がボランティア活動を行う「復興支援ボランティアプログラム」も2011年から継続して実施しています。1月は、寒さの厳しい東北で、屋内でのレクリエーションに活用してもらおうと、かるたや子ども向けの遊具作りなどを行いました。製作した作品は、被災地の仮設住宅や保育施設に寄贈しています。

参加メンバーの声

  • 「8月の石巻市に続き、2回目の参加です。依然として復興の道筋は極めて厳しい状況ですが、被災地で次代を担う若者が生き生きと暮らしている様を確認でき、『まだまだ希望も残っているんだ』と実感できました」
  • 「自分の目で現場を見て、被災した方々の声を自分の耳で聞いたことで、被災地の状況がより身に迫ったものとして感じられた気がします。被災地は、1年経った今でも瓦礫処理がまだ必要。ボランティアとしてやるべきことはまだまだ沢山ありました。また、震災後からずっと人口の流出が続いているというお話を聞き、南三陸町に残った方々に私たちは何ができるのか、今後も考えていく必要があると強く感じました」
  • 「『瓦礫は片付きましたが、心は片付きません』という語り部の方の言葉が耳に残っています。物的な支援に加え、できるだけ多くの日本人が足を運び、地元の皆さんと心の交流を図ることが大事だと思いました」
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