三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2012年3月分)

活動内容

3月は宮城県南三陸町で、瓦礫の収集と分別を実施したほか、漁業支援としてワカメ養殖のお手伝いをしました。また、石巻市の仮設住宅では、NGOによるコミュニティー新聞の配達を通じ、避難生活を過ごす方々とお話しさせていただきました。

南三陸町では、地元で立ち上げた仮設商店街を視察する機会もあり、東日本大震災から一年という節目を迎える中、被災地の皆さんの力強い活気に触れることができました。

参加メンバーの声

  • 「ボランティア活動は、今後の被災地への支援のあり方などを考えさせられる貴重な経験になりました。被災地は、想像以上に復旧・復興が進まない地域が多く、一方で支援やボランティアが減少していました。こうした被災地の現状を広く伝えていきたいと思います」
  • 「まず目に飛び込んで来た南三陸町の姿に絶句し、最初は声も出ませんでした。現地の方に震災当日のお話を伺う機会もあり、自然の猛威の前には人間は無力だと痛感させられました。一方で、被災地の方が自ら立ち上げた仮設商店街の方々と触れ合ったことで、人々のたくましさを感じることもできました」
  • 「仮設住宅にお住いの皆さんは、住む家を失ったという共通点以外は、抱えている問題はさまざま。隣の人は元々どこに住んでいたのかや、家族を亡くされたのかどうかなども分からないので、自分の話がしづらいと伺いました。そういう時、他人であるボランティアが一番話しやすいそうです。『笑顔で来てくれると元気が出るんだよ』と多くの方々に言われ、こうした地道な活動の大切さを実感しました」
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