三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年2月分)

活動内容

2月は、宮城県南三陸町で毎月開催されているイベント「福興市」をお手伝いしました。

今年の東北は雪が多く、開催前日の設営も雪がちらつく中での作業となりました(写真左)。

開催当日も午前中は雪に。地域の方が「今年一番の冷え込みじゃないか」という寒さの中、朝からのぼり旗を立て、値札を付けるなど、開店前の販売の準備をお手伝いしました(同中央)。

福興市の開催場所である南三陸さんさん商店街も、ちょうど一周年を迎え、節目のイベントとなった会場には、地域の皆さんをはじめとする多数の来場客が訪れ、寒さに負けない熱気に包まれていました。ボランティアチームは来場客の皆さんと交流しながら、販売をサポートしました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「寒波到来でとにかく『寒い』の一言に尽きる環境の中、南三陸町の方々や他社のボランティアの皆さんと共にテントの組み立てから、販売、後片付けまで手伝わせていただきました。雪の中の作業は想像以上に大変でしたが、お客さんとの楽しい会話を通じて、たくさんの元気を頂きました」
  • 「昨年10月に気仙沼や陸前高田、大船渡を訪れましたが、その時と同様、今回訪れた南三陸町の状況は、復興とは程遠く感じられ、心が痛みます。震災から丸2年が経過し、『去る者は日々に疎し』とならないように、これからも被災地に心を寄せていくことが大切だと感じられた3日間でした」
  • 「参加前は、自分が復興支援ボランティアに参加して、どれだけ役に立てるのだろうという懐疑的な気持ちがありました。しかし実際に参加したことで、まず現地に足を運ぶという姿勢の大事さに気付きました。震災からすでに2年、被災していない人々の中では震災は過去の出来事になりつつあるように感じます。でも、実際には復興はほとんど進んでおらず、以前の生活を取り戻せているとはとても言えない状況でした。自分が意識して支援を行っていくことはもちろん、被災地の現状を伝えていく必要性を強く感じました」
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