三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年6月分)

活動内容

6月は、岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町で活動しました。

陸前高田市では、上長部でサツマイモの植え替え準備やたい肥作りなど農作業をお手伝いしました(写真左)。

南三陸町では、水戸辺漁港や寺浜漁港で、漁師の皆さんとカキ養殖などに使う土のう作りを行いました。砂利を一抱えもある袋いっぱいに詰めるため、かなりの力仕事となりました(同中央)。

また、夏祭りの季節を控え、宮城県伊里前では夏祭り会場となる広場の整備をお手伝い。砂利や雑草の除去などに汗を流しました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「被災した方々が仮設住宅暮らしを続けている一方で、復旧が進んでいくことで震災の痕跡が消え、私たちからも震災の記憶が薄れつつあることに危機感を覚えました。そんな中でも私たちボランティアに対し、『本当に感謝している』と言ってくれる被災地の皆さんの言葉に胸が熱くなり、『忘れないで』『また遊びに来てね』と声を掛けられて、『また来るぞ』という思いを新たにしました」
  • 「陸前高田を訪れて震災の被害の大きさを再認識するとともに、復興が進む現状を改めて知り、私も『少しでもお役に立てれば』との思いでボランティア活動に取り組みました。活動の合間、語り部の方から伺った『陸前高田は特別な町ではなく、普通の砂浜がきれいな町だったんです。それを津波が飲み込んで、何もかもなくなってしまった……』という言葉が強く印象に残っています」
  • 「南三陸町は被災した建物の解体・撤去が進んでいましたが、津波の危険地域に指定されていることもあり、昨年と比べて大きな変化はなく、復興への道のりの厳しさを感じました。しかしそんな中でも『商店街の開設』『チリから贈られたモアイ像の設置』など、少しずつですが、復興への芽も見られたことはうれしい発見でした」
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