三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2013年8月分)

活動内容

8月は、岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町、石巻市で活動しました。

陸前高田では上長部地区で、地域の皆さんと交流しながら、農園での草刈りや野菜の収穫など農作業をお手伝いしました。また、新学期を控えた小学校のグラウンドでの雑草除去なども行いました(写真左)。

宮城県では、南三陸町の農地で瓦礫撤去ボランティアに参加。地中にはまだまだ瓦礫が残っており、他の企業ボランティアなどと連携し、最多で80人に及ぶ大人数で作業に当たりました(同中央)。

石巻市では、仮設住宅でコミュニティー新聞の配達をお手伝いしました。一軒一軒回りながら住民の皆さんと触れ合う活動は、震災当時の状況や被災された方の現在の心境などを直接伺うことのできた、貴重な機会となりました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「今回が3度目の参加となります。高台移転工事のために山を切り開く重機の音を聞きながら、主にグラウンドで草むしりをしました。トンボが飛び交い、時々気持ちの良い風が吹く中で、グラウンドを元気に走り回る子どもたちの姿を思い浮かべながら作業を行いました。また、被災地では復興への槌音があちこちで聞こえていましたが、『通常の暮らしに戻るには10年はかかる』という語り部の方の話を聞いて、『今後も引き続き支援していこう』との思いが強くなりました」
  • 「農地復旧のため瓦礫撤去をお手伝いしました。地面を掘れば掘るだけ出てくる瓦礫の量に、復興までの道のりの長さを感じました。拾い上げる瓦礫の一つ一つが復興への道を開くと信じて、作業を行いました」
  • 「コミュニティー新聞の配達では、一軒一軒訪問し、被災された方と会話をしていくうちに、『来てくれるだけでうれしい』『話を聞いてもらえると心が少し楽になる』などと言ってくださる方もいらっしゃいました。被災地の方から学ぶことの方が多く、一緒に参加したNPOの方の『(私たちの活動は)支援ではなく、始縁(です)』という言葉が腑に落ちました」
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