三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2014年12月分)

活動内容

12月は、宮城県でボランティア活動を行いました。

宮城県仙台市で、ブドウ畑となる農場予定地で伐採された木の搬出をお手伝いしました。雪が降るなど厳しい天候にも見舞われましたが、地元の方に昼食を頂くなど心尽くしにも元気付けられ、無事作業を完遂できました(写真左)。

石巻市雄勝町では、継続的に支援している廃校の再生プロジェクトに参加しました。施設の天井に使う資材の塗装や(同中央)、校舎の裏手にある林道の整備を担当(同右)。三菱商事のボランティアチームをはじめ1200人以上が参加してきたプロジェクトも、ついに来年度のオープンというスタート地点が見えてきました。

今月は年の瀬を迎え、2015年に向けた希望を実感できる活動となりました。

参加メンバーの声

  • 「ブドウ畑での開墾作業を担当しました。小枝や枝の伐採作業で小さな木片が出たり、ノバラが多く繁殖していたこともあり、目や手の保護に気を付けての活動となりました。大変でしたが、お手伝いした事業は将来につながる夢のあるもので、またお手伝いしたいという思いが強くなりました」
  • 「ボランティア活動の合間に、名取川河口付近の荒浜地区と閖上地区を視察しました。かつて住宅地だった場所が住めない地区に指定され、今も再利用が進まない現状と復興の難しさを目の当たりにしました。現地には3年9カ月経過した現在も被災したままの住宅も散見され、当時の被災の凄さが今でも伺えます。長期的な支援が必要だと改めて感じました」
  • 「廃校再生プロジェクトは、震災直後からの『マイナスからゼロへ戻す』支援でなく、『ゼロから築き上げていく』支援活動でした。若い方を中心に進んでいるプログラムに触れ、『まだまだ日本も捨てたもんじゃない』との思いが強くしました。一方で街の復興や仮設住宅にお住まいの方の移転はなかなか進まず、復興への道程は遠いようです。マイナスをゼロに戻す支援だけで終わらせず、まだまだ支援していく必要があると感じました」
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