三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年5月分)

活動内容

5月は、福島県、宮城県でボランティア活動を行いました。

復興への勢いを感じさせるイベントが被災地のあちこちで開催され、ボランティアチームもお手伝いしました。宮城県仙台市の「仙台国際ハーフマラソン大会」では、エイドステーションの設営や給水、車いす出場者の車いすの運搬やコース誘導などを担当(写真左)。福島県福島市で開催され、7,000人の来場者を集めた「ふくしまミュージック花火2015」では、設営や会場の案内を行いました。

福島県郡山市では、農地の開墾をお手伝いしました。この農地では、三菱商事復興支援財団が取り組む「果樹農業6次産業化プロジェクト」で原料として使用するワイン用ブドウが栽培されます。(同中央)。

宮城県石巻市雄勝町では、廃校を再生したコミュニティー施設「MORIUMIUS」のかまどや柵作りなどをお手伝いした他、地域イベント会場の設営を行いました(同右)。

5月の活動は地元の皆さんとの交流の機会も多く、"被災地の今"を知る活動になりました。

参加メンバーの声

  • 「仙台ハーフマラソンのボランティアには毎年、参加しています。回を重ねるごとに参加者も増え、仙台の街は以前の活気を取り戻したように感じました。一方で南三陸などに足を運ぶと、時を追うごとに復興に向けた新たな課題が生じ、道のりは途上という印象を受けます。被災した皆さんに手を差し伸べることは大事なこととして、さらに何が必要かを直接伺い、息の長い協力をする姿勢が必要だと感じています。『継続は力』の重みを忘れず、今後もボランティア活動を続けていきたいと思います」
  • 「現地へ行ってみて、震災前の状況に容易には戻れない現状と、そんな中でも黙々と頑張っている人たちの存在を実感でき、今後も少しずつでも応援できたらと思いました。今回の作業は、ほんのわずかな一歩に過ぎないと思いますが、お手伝いした事業が地元の明るい希望になってくれればと祈っています」
  • 「今回は、雄勝の伝統芸能である神楽を伝えるイベントの設営のお手伝いを通じて運営に携わる町の方々と交流でき、非常に楽しく活動できました。話を聞けば、それぞれにつらい経験をされているのに、皆さんの笑顔がまぶしいくらいでした」
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