三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年11月分)

活動内容

11月は、宮城県、福島県でボランティア活動を行いました。

宮城県仙台市では、財団の支援先の一つで、9月に開業した仙台秋保醸造所のブドウ畑で、害虫の誘引となるヨモギ摘みや、新たに切り開いた空地の伐採木の撤去を行いました。天気には恵まれたものの西風が強く、体調に気を付けながら作業しました(写真左、中央)。

福島県郡山市では、6次産業化プロジェクトの一環としてワイン用のブドウ作りに取り組む農園をお手伝い。ブドウ畑の柵の解体や栽培に使っていた古木の処分などを担当しました(写真右)。

11月は被災地で芽吹き始めた新たな産業に触れる活動となりました。

参加メンバーの声

  • 「今回活動した秋保は、震災間もない2011年6月にボランティア参加した際に宿泊した場所でした。当時、まだ余震が続いていたり、警察関係者が多く宿泊していた秋保にあった緊張感がよみがえるとともに、時の経過に感慨深いものがありました。今は観光客も戻って温泉地の賑わいを感じ、うれしく思います」
  • 「活動の前に、津波で大きな被害を受けた荒浜地区を3年半ぶりに再訪しました。小さな変化はあったものの、未だ震災発生時の姿を留めていることを知り、衝撃を受けました。震災からほぼ5年、自分にとっては変化に富んだ日々でしたが、荒浜の時は止まったままのように感じ、胸が痛くなりました。まだボランティアに参加されていない方がいたら、ぜひ現地を訪れてほしいと思います」
  • 「農業支援は、文字通り福島の未来のための種をまき、苗を植えることであり、そのお手伝いができたことをうれしく思います。その他にも、私自身が農作物に関わる業務をしているため、農家の方たちと果樹園の整備や、日本と世界の果汁・果実事情について語り合うという貴重な経験にもなりました」
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