三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2015年12月分)

活動内容

12月は、宮城県でボランティア活動を行いました。

宮城県石巻市では、廃校を再生させて生まれた複合体験施設「MORIUMIUS(モリウミアス)」で活動しました。漁業支援として、ホタテ養殖の準備作業としてロープへのピン付けをしたり、使い終わったロープからのピン抜き作業をお手伝い(写真左)。他にも農業支援として農地の開墾に汗をかきました(同中央)。

南三陸町では、薬草として用いられる当帰(トウキ)の栽培農家をサポート。収穫した当帰を川まで運んで絡まった泥を落としたり、ハウス内での洗浄作業・出荷準備作業を担当しました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「一日も早い地元産業の復興が求められている被災地にとって、震災による人口減少で働き手が少なくなったところにボランティアという人手を派遣することは有効な支援の一つだと感じました。また、支援活動を通じて、震災の記憶が風化しつつある現状を知り、これからも被災地に関心を寄せていくこと、周りにも伝えていくことなど、できることをしていきたいと改めて思いました」
  • 「震災から間もなく5年が経過する中、一般のボランティア参加者が減って人手不足が問題となっており、復興にはまだまだ時間が掛かるそうです。帰り際、農家のお母さんが感謝の言葉と厳しい現状を話してくれました。支援を継続していくため、今後もボランティア活動への参加を続けたいと思います」
  • 「現場をこの目で見た上で、語り部さんのお話を聴くと、胸にぐっとくるものがありました。次世代に語り継ぐ必要性、映像や文字を残しておく重要性を改めて感じました。ここで大震災・津波があったこと、また今後もこのような自然災害が起こり得ることを意識して生きていかねばならないと意を強くしました。Never too late! 今からでも復興支援は遅くないと実感しました」
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