三菱商事

ボランティア活動レポート

被災地でのボランティア活動レポート(2016年6月分)

活動内容

6月は、福島県、宮城県でボランティア活動を行いました。

福島県では、郡山市にある農園でブドウの実の間引きを行いました。実が小さい時期に必要のない粒は落として、必要な部分にだけ栄養がいきわたるようにします。今回は生食用ブドウのお手伝いでしたが、将来のワイン作りをイメージすることができ、メンバーの士気も上がりました(写真左・中央)。

宮城県では、石巻市雄勝町にある子どもたちの複合体験施設「MORIUMIUS(モリウミアス)」で、校庭に積まれた廃木材の撤去、豚舎周辺の修復、裏山の整備作業などを行いました。梅雨の合間の好天に恵まれ、作業も順調に進みました(同右)。

参加メンバーの声

  • 「いまだ風評被害を受けている福島の農産物が、これほどまでに手をかけて大切に育てられていることを体感しました。福島の自然の豊かさ、農園の皆さんのあたたかさに元気をいただきました」
  • 「現地はまだ土が盛り上げられたままの場所も多く、また、悪化する人口流出との戦いであることを痛感しました。現地での活動ももちろん大切ですが、震災を風化させないためにも、現状を生の声として周囲の方に伝えるということが、本当に大切なことだと思いました」
  • 「コミュニティを再生するために、地元、県外、海外からも多くの人々が断続的に訪れ、知恵を結集している現場で、微力ながら自分ができることをこれからも続けてつないでいきたいと強く感じました」
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