負債は、前年度末より1兆263億円(7%)減少し、13兆285億円となりました。 流動負債は、前年度末より6,231億円(9%)減少し、6兆6,947億円となりました。これは、市況変動及び数量減少に伴う商品デリバティブ負債の減少によりその他の金融負債が減少したこと等によるものです。 非流動負債は、前年度末より4,032億円(6%)減少し、6兆3,338億円となりました。これは、流動負債への振替により社債及び借入金が減少したこと等によるものです。 資本合計は、前年度末より1兆2,672億円(16%)増加し、9兆1,244億円となりました。 当社の所有者に帰属する持分は、前年度末より1兆1,908億円(17%)増加し、8兆710億円となりました。これは、当期純利益の積み上がりによる利益剰余金の増加や、円安に伴う為替換算の影響により在外営業活動体の換算差額が増加したこと等によるものです。 また、非支配持分は、前年度末より765億円(8%)増加し、1兆534億円となりました。 有利子負債総額から現金及び現金同等物や定期預金を控除したネット有利子負債(リース負債除く)は、前年度末より7,021億円(18%)減少し、3兆2,376億円となりました。の減少等により、資金が増加したものです。投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動により資金は1,775億円の減少となりました。不動産運用会社あて投資の売却や関連会社への投資の売却等による収入がありましたが、設備投資、関連会社への投資や融資等の支出により、資金が減少したものです。572. キャッシュ・フローの状況 2022年度末の現金及び現金同等物の残高は、前年度末に比べ14億円増加し、1兆5,570億円となりました。営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動により資金は1兆9,301億円の増加となりました。法人所得税の支払い等がありましたが、営業収入や配当収入のほか、運転資金負担連結財政状態1. 資産及び負債・資本の状況 2022年度末の総資産は、前年度末より2,409億円(1%)増加し、22兆1,529億円となりました。 流動資産は、前年度末より4,217億円(4%)減少し、9兆1,093億円となりました。これは、市況変動及び数量減少に伴う商品デリバティブ資産の減少によりその他の金融資産が減少したこと等によるものです。 非流動資産は、前年度末より6,626億円(5%)増加し、13兆436億円となりました。これは、持分利益の増加や円安に伴う為替換算の影響により持分法で会計処理される投資が増加したこと等によるものです。
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