社会貢献活動においては「インクルーシブ社会の実現」「次世代の育成・自立」「環境の保全」の3つの軸に沿った活動、及び「災害支援(東日本大震災復興支援を含む)」を国内外で実施し、「社員参加」と「継続性」を重視して活動に取り組んでいます。母と子の自然教室海外留学する高校生のオンライン壮行会NCSプロジェクト(放牧地回復)© Conservation International / photo by Tessa MildenhalDREAM AS ONE.専門家より指導を受ける若手アーティストサンゴ礁保全プロジェクト© Earthwatch Australia福島県産の果実で製造したふくしま逢瀬ワイナリーの商品ご 参 考 当社の持続可能な成長は、持続可能な社会の実現を追求することなしに果たし得ないとの考えのもと、事業と社会貢献活動の両輪によりマテリアリティ(詳細は65~66ページご参照)に取り組んでいます。85当社の社会貢献活動の詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。社会貢献活動1.インクルーシブ社会の実現誰もが生き生きと活躍できる社会を目指しています。多様な生き方が存在する今、それぞれを尊重し共生できる世の中になるよう、活動を続けていきます。2022年度はひとり親家庭を対象とした母と子の自然教室、パラスポーツ応援プロジェクト「DREAM AS ONE.」、国内の子どもの貧困問題に対応するための支援等を実施しました。2.次世代の育成・自立私たちの未来を担う次世代を育成し、その成長と自立を支え促進するため、教育、研究、能力開発の支援等に積極的に取り組んでいきます。2022年度は海外に留学する日本の高校生、日本の理系大学院生(博士課程)等への奨学金や学生・若手・中堅アーティストの成長をサポートするアート・ゲート・プログラムを実施しました。3.環境の保全かけがえのない地球環境を未来へと伝え、人と自然が調和した豊かな社会を実現するため、地球環境の保全に取り組んでいきます。2022年度は新たな施策として「自然の力を活用した気候変動対策(Natural Climate Solutions)」(NCS)に取り組み、地域コミュニティ・大学・NGO等、幅広いステークホルダーと共に保全活動を行いました。4.災害支援災害時の緊急支援活動及び被災地の復興支援活動に取り組んでいます。被災地のニーズに寄り添いながら、社会の一員としての役割を果たしていきます。2022年度も東日本大震災の復興支援の一環で取り組んでいる福島県郡山市でのワイナリー事業等の活動を継続しました。
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