2023年度定時株主総会招集ご通知
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 本総会の決議事項第2号議案を原案どおりご承認いただいた場合、当社は「監査等委員会設置会社」へ移行します。これに伴い、監査役会は、監査等委員会へ移行となります。 監査等委員会への移行後も、監査等委員会は、前記の各種監査活動や、現場により近接した内部監査機能を連結ベースで展開する監査部との連携深化等を通じ、監査機能の実効性を持続的に向上させてまいります。また、監査等委員会は、監査機能に加え、取締役会と協働して会社の監督機能の一翼を担うこととなります。 監査等委員会は、監査役会のこれまでの活動と同様に、監査等委員会の役割・責務を果たすことを通じて、当社のコーポレートガバナンスの維持・発展を支え、様々なステークホルダーの利害に配慮するとともに、ステークホルダーとの協働に努めながら、当社の健全で持続的な成長と継続的な企業価値及び社会的信頼の向上を目指します。264 グループガバナンスの強化 三菱商事グループ企業の経営・業務執行責任者との対話に加え、国内主要グループ企業34社の監査役と四半期毎の情報交換の機会を設ける一方、グループ企業の監査役間でも少人数の分科会を開催し、情報共有や意見交換の場を提供しています。また、グループ企業に派遣される常勤監査役への派遣前研修等のサポートも実施しています。今後も定期的なモニタリングを通じてグループガバナンスの強化を図っていきます。5 監査役(会)活動の実効性向上に向けた取組 監査役監査の実効性向上を目的に、2023年度は前年度に引き続き監査役会の活動レビューをより充実させました。具体的には、従来、期中及び期末で実施してきた、重点監査項目を中心とした監査状況のレビューに加えて、各監査役へのアンケート及び当該結果に係るヒアリングに基づいた監査役会実効性評価を実施し、監査手法の見直しや次年度の監査活動でフォローを要する事項について監査役会で討議しました。その結果として、監査役会による監査は十分機能し、実効性が適切に確保されていること、また、更なる実効性の向上に向けた取組(取締役会への意見共有や社外取締役との意見交換等)を不断に検討することが確認されました。監査等委員会への移行

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