2023年度における、継続的に公正価値で測定されるレベル3の主な資産及び負債の調整表は以下のとおりです。 (2023年度) (注1) 「購入等による増加」及び「売却等による減少」には新規連結・連結除外、増資・有償減資及び他勘定からの(への)振替による増減が含まれています。 (注2) 重要なレベル間の振替はありません。 (注3) 「FVTPLの金融資産」の「売却等による減少」には、2023年度に機能素材事業会社を持分法適用会社へ区分変更したことによる減少30,000百万円が含まれています。 短期運用資産及びその他の投資(FVTPL)について損益で認識した金額は、連結損益計算書の「有価証券損益」に含まれており、その他の包括損益で認識した金額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。 短期運用資産及びその他の投資(FVTOCI)についてその他の包括損益で認識した金額は、連結包括利益計算書の「FVTOCIに指定したその他の投資による損益」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。 なお、2023年度にその他の包括損益で認識した金額には、中長期事業計画の見直し等を主因とする銅事業宛て投資の公正価値の減少85,770百万円、北米樹脂建材事業宛て投資の公正価値の増加35,833百万円及びロシアにおけるLNG関連事業の公正価値の増加19,259百万円が含まれています。ロシアにおけるLNG関連事業の見積り及びその基礎となる仮定については、注記「5 会計上の見積り(1)ロシア・ウクライナ情勢の影響」をご参照ください。 その他の金融負債(デリバティブ)についてその他の包括損益で認識した金額は、主に連結包括利益計算書の「キャッシュ・フロー・ヘッジ」に含まれています。当連結会計年度に、その他の金融負債(デリバティブ)についてその他の包括損益で認識した金額は、主に電力市況の下落に伴う、N.V. Enecoにおける長期電力供給契約に係るデリバティブの公正価値の変動によるものです。 継続的に公正価値で測定される資産及び負債の測定方法 現金及び現金同等物 レベル1の現金及び現金同等物は、現金及び当座預金であり、帳簿価額と公正価値がほぼ同額です。短期運用資産及びその他の投資 レベル1の短期運用資産及びその他の投資は、主に市場性のある株式であり、活発な市場における市場価格で評価しています。レベル3の短期運用資産及びその他の投資は、主に市場性のない株式であり、将来キャッシュ・フローの割引現在価値、類似取引事例との比較、及び投資先の1株当たり修正純資産価値等により評価しています。レベル3の短期運用資産及びその他の投資については、該当する資産を管理する当社セグメントの管理部局又は同資産を保有する子会社の経理担当者が、投資先の将来キャッシュ・フローの情報、1株当たり修正純資産価値情報及び第三者による鑑定評価等を入手し、公正価値を測定しています。 営業債権及びその他の債権 継続的に公正価値で測定される営業債権及びその他の債権は、主に拘束性預金やノンリコース債権であり、同程度の区分 短期運用資産及びその他の投資 FVTPLの金融資産 FVTOCIの金融資産 (市場性のない株式等) その他の金融資産 (デリバティブ) コモディティ契約等その他の金融負債 (デリバティブ) コモディティ契約等期首残高 損益 209,063 △1,852858,030 - 35,133 8,824 81,893 16,879 △47,707その他の 包括損益 購入等に よる増加 売却等に よる減少 12,274 24,775 △52,1003,527 3,684 △33,7225,201 3,393 576 償還又は 決済 期末残高 △2,593189,567 △1831,518 - △14,30238,249 - △8,03443,607 (単位:百万円) 期末で保有する 資産に関連する 未実現損益の変 動に起因する額 △8835,889 13,531 -31
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