三菱商事株主通信 - 2018年6月 No.46
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よしみこんじゅ19英国エセックス大学デヴィッド・スミス博士を中心に、同大学、セーシェル海洋公園管理局海洋技術研究センター、アースウォッチ・ヨーロッパと協力し、キュリーズ島でさまざまなサンゴ礁の生態や環境ストレスに対する反応について研究・調査活動を実施しています。ジェームズクック大学、アースウォッチ・オーストラリアと協力し、グレートバリアリーフのサンゴの病気についての調査研究を行っています。特に、季節変動、光、温度や水質が、サンゴの黒帯病にどのような影響を与えるのかを研究しています。静岡大学鈴木款教授をプロジェクトリーダーに、同大学、琉球大学、アースウォッチ・ジャパンと協力し、サンゴの白化現象の原因とメカニズムの解明、サンゴ礁の健全性保持および白化回復技術の確立のための研究を実施しています。同研究への継続的な支援が評価され、三菱商事は日本政府から綬褒章を受章。研究内2008年度に紺容をまとめた論文は2012年に国際サンゴ礁学会から最優秀論文賞を受賞しました。

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