2 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 2017年度決算、2018年度の通期業績見通しおよび配当について、ご報告申し上げます。 2017年度の三菱商事グループの連結純利益は5,602億円となり、前年度と比べて1,199億円の増益、2月5日に公表しました通期業績見通し(連結純利益5,400億円)を上回る結果となりました。 事業系では、一過性利益の反動等があったものの、LNG関連事業やアジア自動車事業を中心に巡 事業系・市況系ともに、2017年度に計上した一過性損失の反動があることに加え、巡航利益が引き続き堅調に推移する見通しとなっていることなどを踏まえ、2018年度業績見通しは2期連続で過去最高益更新となる6,000億円を見込んでいます。航利益(一過性損益を除いた利益)が前年同期比 +693億円と着実に積み上がったことにより増益となりました。市況系では、前年度に計上した一過性損失の反動に加え、金属資源事業を中心に巡航利益が+576億円増加したことにより増益となりました。 本決算は、事業系・市況系ともに増益で、10年ぶりに最高益を更新しました。事業系の稼ぐ力に市況上昇の取込みを加えた、当社の「総合力が際立った決算」と評価しています。 2017年度比の増益額のうち、約300億円を事業系で上積みすること、また市況系では原料炭価格が下落基調にある中、2017年度と同水準の利益を維持することで、更なる成長を目指します。2018年6月代表取締役 社長2018年度の通期業績見通し業績Top Message
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