三菱商事株主通信 - 2018年6月 No.46
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20 三菱の創業者である岩崎彌太郎は、1835(天保5)年、現在の高知県安芸市に生まれました。彌太郎、弟の彌之助(三菱第二代社長)、長男の久彌(第三代社長)を育んだ生家は面影をそのままに当時と変わらぬ場所に残され、一般公開されています。 約30坪の建物は当時の中農の標準的構え。生垣に囲まれた敷地には、1795年頃に彌太郎の曽祖父が移築した生家と土蔵があり、当時の暮らしを偲ばせます。また、三菱マークの原型といわれる「三階菱」や、彌太郎の夢の原点「大おおやしま八洲の石組」も見ることができます。2015年3月には、彌太郎の銅像が市中心部の江ノ川上公園から生家前へと移設され、自身の生まれ育った住まいを見守り続けています。 岩崎彌太郎生家へは安芸駅から車で約10分。安芸市内を巡れば、ナスやユズ、ちりめんじゃこなど特産品も楽しめます。三菱源流の地に、ぜひ足をお運びください。(高知県安芸市)岩崎彌太郎写真提供:三菱史料館岩崎彌太郎生家~三菱源流の地~

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