三菱商事株主通信 - 2018年11月 No.47
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 2018年8月1日、福岡エアポートホールディングスを代表企業として、西日本鉄道、三菱商事、Changi Airports International Pte. Ltd.(シンガポール)、九州電力で構成されるコンソーシアム、「福岡エアポートHDグループ」が出資する福岡国際空港株式会社は、福岡空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約を締結しました。これにより、三菱商事は、福岡空港運営事業に参画することとなりました。 旅行客やエアラインから選ばれる空港へと発展させるべく、2019年4月1日からの空港運営事業の開始に向けて準備を進めていきます。具体的には、分かりやすい着陸料金体系や路線の定着を図る長期割引の導入などで国際線・国内線の航空ネットワーク拡大に取り組みます。旅行客・訪問客には、国際線地区イメージ。2025年の増設滑走路の供用開始に合わせて、旅客数1,600万人対応の国際線旅客ビル施設に拡充を目指す国内線地区のイメージ。都市型空港として都市の役割、機能の一部を補完する「エアポートシティ」の実現に向け、ホテルやオフィス機能に加え、複合商業施設の新設などで集客機能を強化51路線26路線トップクラスの国際空港に向けて就航路線数67路線チェックインや保安検査等におけるより利便性の高いサービスの提供に加え、飲食、物販、エンターテインメント等での斬新な商業展開で、楽しく過ごせる空港づくりを目指します。また、地域との共生を継承、実施しつつ安全・安心な空港運営を通じて、空港周辺地域の活性化と九州・西日本の経済発展に貢献していきます。30年後制約期2019~24成長期2025~33東南アジアに注力6年後拡充期2034~48欧米豪印の複数都市へ東・東南アジア、長距離路線の拡大15年後+25路線+8路線+16路線11ビジネスハイライト地球環境・インフラ事業グループ福岡空港特定運営事業等に関する実施契約を締結

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