三菱商事株主通信 - 2018年11月 No.47
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川上川中川下 当社には、時代の変化を捉え、その時代に最適 なポートフォリオを自らの意思で構成していく 責務があります。そのためにも、全産業を俯瞰し、外部環境の変化も踏まえ、次に攻めるべき分野や入替えを進める分野を全社で検討するため、12 セクターで表現される事業ポートフォリオの枠組みを導入します。「生活」「モビリティ・インフラ」 「エネルギー・電力」は、当社が強みを確立してきた 領域だといえますが、取組が途上である川下での事業展開が喫緊の課題となります。 一方、デジタル化の急激な進展もあり加速度的 に市場が拡大している分野、すなわち「サービス」の分野は、巨大な顧客基盤を有することでポジションを取る強力なプレイヤーがひしめき合う 領域です。次の中経期間は、「当社としてこの分野に参入すべきか否か」に決断を下す3年になると 考えています。肉・魚・野菜穀物・食品原料生活必需品加工・製造ヘルスケア:投融資残高 (17年度末):セクター金属資源自動車機械・設備鉄鋼製品リテイルモビリティサービス複合都市開発生活モビリティ・インフラ天然ガスLNG電力石油化学品分散電源エネルギー・電力通信データ資源物流リースEコマースインターネットサービスサービス(IT、物流、金融 等)3更なる成長に向けた事業ポートフォリオ戦略 ~事業経営モデルによる成長の実現~」を公表

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