三菱商事株主通信 - 2018年11月 No.47
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■定量目標■配当方針●柔軟な人材の配置・登用を行うべく、資格階層を 大括り化し、一定以上のポストと人材を全社で管理。●成果主義を徹底し、職務の難易度や成果に応じたメリハリある報酬を実現。更に、社員の成長と会社 の発展の一体感を醸成するため、一定層には、 現金報酬に加えて、株式を報酬として交付。●直属の上司が部下を評価することを基本としつつ、複数の眼での評価や観察を通じて適材が見出されていく仕組みを導入。厳選し実行することで、着実な成長が期待できると 見ており、2桁ROEの更なる向上を目指します。 配当は、現在の「累進配当」を継続し、更に、配当 性向を現在の30%の水準から将来的に35%に 向けて一段引き上げることを目指します。連結純利益(億円)2016年度2016年度2017年度見通し2018年度2017年度+α円累進配当2018年度見通し2021年度2桁のROE純利益9,000億円に対する配当は配当性向35%前提では200円前後自社株買いは、 財務規律(投融資 レバレッジ等)を勘案し機動的に実施することで、総還元性向が向上。2021年度54,4031,0023,395110円80円3,6686,4002,4305,6021,9383,920125円125円9,000市況系2,500事業系6,500株主の皆様へ人事制度改革 外部環境変化のスピードが速まり、業界間の融合が起き、当社が対面する社会的ニーズも大きく変化しています。それらの課題に応えられる人材を育成すべく、約20年ぶりの人事制度の大改革を実行します。多様な経験を通じた経営人材の早期育成、実力主義と適材適所の徹底、経営人材の全社的活用の実現を重要なテーマとして掲げ、以下を実践します。●10年目ぐらいまでに経営人材に必要な基礎能力を身に付け、その後は、年齢にこだわらず経営人材として登用。定量目標・資本政策 今回の中経の最終年度となる2021年度の定量目標については、事業系6,500億円、市況系2,500億円の合計9,000億円としました。 当社が現在強みを有するビジネスについては、既存の強みや競争力を更に強化する投資機会を

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