三菱商事株主通信 - 2019年6月 No.48
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 2018年11月、三菱商事はTOYO TIRE(旧:東洋ゴム工業)が行う第三者割当増資の引受けによる株式取得を決定し、同社と資本業務提携契約を締結しました。さらに、同契約に基づき、2019年2月に同社株式の保有割合を3.05%から20%に引き上げました。 モビリティ分野を取り巻く環境は、CASE※の進展に伴い、100年に1度といわれる歴史的な転換期を迎えています。タイヤ業界でも、電気自動車(EV)シフトを支える低燃費品・環境負荷の少ない商品の開発やAI/IoTを活用した生産の効率化など、製造・販売・流通面で求められるサービス・役割が変化しています。TOYO TIREは、独自の技術でSUV※現代の自動車をめぐる新しい技術・潮流を示す、「Connected(インターネットとの接続機能)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Service(カーシェアリング)」「Electricity(電動化)」の頭文字を取った造語。等大型車両向け大口径タイヤなどユニークな商品ポートフォリオを構築。また三菱商事は、多岐にわたる事業を通じてノウハウを蓄積し、グローバルネットワークを築いてきました。 三菱商事は今回の提携を通じ、半世紀にわたる取引や海外での合弁事業で築いてきたTOYO TIREとの協力関係を全社レベルに引き上げ、総合力を活かした新たなビジネスモデルを共創していきます。また、デジタル化やモビリティ分野での変革に対応した新たな製品・サービスを提供し、TOYO TIREの企業価値の向上を目指します。2019年1月にTOYO TIREへ社名変更コンシューマー産業グループ10TOYO TIREと資本業務提携契約を締結

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