三菱商事株主通信 - 2019年6月 No.48
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ミャンマーベトナムシンガポール(新会社所在地)フィリピンインドネシアミャンマー Yoma Centralプロジェクト 2018年11月、三菱商事はシンガポール政府系投資会社Temasek Holdingsの100%子会社Surbana Jurong社(SJ社)と、複合都市開発を推進する新会社を設立し、アジア諸国での複合都市開発事業を本格始動しました。 新会社は、両社の知見が深いベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、インド等で、交通インフラの整備とともに、周辺の土地での複合的な都市開発に取り組みます。今後5年間で総事業費25億ドルのプロジェクトに対し、5億ドルを出資する予定です。将来的には、第三者の資金や追加の自己資金を活用し、さらに大型の都市開発事業に取り組みます。 SJ社はシンガポールでの公団住宅と工業団地の開発を原点とし、70年超にわたってベトナム、ミャンマー、インドをはじめ世界約40か国に事業を拡大しベトナムThe Manor Central Park プロジェクトてきました。 また三菱商事グループは、日本国内のみならず東南アジア、米国、中国等世界各地で不動産開発事業を展開し、工業団地や住宅、商業施設、物流センターなど多岐にわたる不動産開発の知見を蓄積してきました。今後は全産業を俯瞰する三菱商事グループの総合力を活かし、産業や分野を跨ぐ横断的な複合都市開発事業を推進していきます。 両社が持つ知見と実績を結集し、質の高い、地域に最適な都市機能の提供を通じて、新興国経済の更なる発展に貢献していきます。複合都市開発グループが注力するエリア複合都市開発グループビジネスハイライト11アジア諸国での複合都市開発本格始動

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