三菱商事株主通信 - 2019年11月 No.49
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I複合都市開発グループ大阪第二データセンター(KIX11)のサービス提供を開始 三菱商事と米国データセンター事業者のDigital Realty Trust, Inc(DR)が折半出資するMCデジタル・リアルティは2019年7月、大阪に2棟目となる大阪第二データセンター(KIX11)でのサービスを開始しました。 今回サービスを開始したKIX11は、延床面積が23,155㎡、総電力が最大で28メガワットとなる4階建て免震ビルのデータセンターです。既に運営を開始している隣接の大阪第一データセンター(KIX10)とはネットワーク接続され、クラウド等を安全性の高い一つの環境に統合。この2棟は独立した安全性を確保しつつ、ネットワークで相互接続することで同一のデータセンターのように機能KIX11は、大阪中心部から約20km離れた、地震や水害リスクの少ない安定した地盤に立地し、データセンターを利用する顧客へのより柔軟な対応が可能となります。今後このような拠点をさらに増やし、電力容量で合計100メガワット規模のデータセンターキャンパスを開発する計画です。 AI/IoTの普及に象徴される産業のデジタル化やクラウドサービスの利用拡大により、データ処理量の爆発的な増加が予想されています。三菱商事の持つ不動産開発知見やデータセンター運営実績と、DRの持つ顧客ネットワークや海外仕様のデータセンター開発・運営ノウハウを組み合わせることで、大手クラウドサービス事業者のデータ処理・蓄積ニーズに対応し、国内データセンター業界におけるマーケットリーダーを目指します。ビジネスハイライト1111

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