三菱商事株主通信 - 2020年6月 No.50
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東日本大震災からの復興支援活動の一環として、三菱商事復興支援財団が郡山市と共に取り組む「果樹農業6次産業化プロジェクト※」。ふくしま逢瀬ワイナリーでは、2年目となる郡山産ヴィンテージワインを販売しました。※6次産業化プロジェクト:生産・加工・販売を一体化し、農産物や地元ブランドの付加価値を高め、雇用創出や地域経済の活性化を促進するプロジェクト。 風評被害に苦しむ福島県の復興に貢献したい──そんな思いで2015年から始まったプロジェクトでしたが、当時、郡山でワイン用ブドウは栽培されておらず、醸造施設もない、まさにゼロからのスタートでした。郡山市、地元農家と協力して、畑の開墾からブドウの栽培を始め、約3年後の2018年秋に初収穫、2019年3月に念願の郡山産ワインが完成しました。 このワインは「自分の家」を意味する福島の方言「おらげ」にちなみ、郡山の皆さんが「おらげのワイン」と自信を持って薦められるようにと「Vin de Ollage(ヴァンデオラージュ)」と名付けられました。 そして2020年2月8日、2年目のヴィンテージ「Vin de Ollage 2019」の発売に至りました。ブドウの特徴を活かし、今年はルージュ(赤)、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、高尾の4種類を醸造。初年度に比べてワインの生産量が増え、オンラインでの販売も開始しました。 株主の皆様も、郡山の風土が育んだワインをぜひご堪能ください。① 白 「ソーヴィニヨン・ブラン 2019」原料:ソーヴィニヨン・ブラン100%価格:2,750円(税込) Alc. 11%② 白 「シャルドネ 2019」原料:シャルドネ100% 価格:2,750円(税込) Alc. 11% ③ 赤 「ルージュ 2019」原料:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ブラック・クイーン 価格:2,750円(税込) Alc. 12%④ 赤 「高尾2019」原料:高尾(郡山産種なしブドウ)100%価格:2,500円(税込) Alc. 10%①②③④18TOPICSふくしま逢瀬ワイナリー2年目の郡山産ワインができました。

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