三菱商事株主通信 - 2022年6月 No.54
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19いすゞ自動車製大型自動運転バス。定員は79名現在の人口は約35万人、BSD Cityは山手線の内側と同等の約6,000haの面積を持つ。2050年の予想人口は約300万人 三菱商事、いすゞ自動車、西日本鉄道は、本年3月より福岡国際空港が運営する福岡空港において、いすゞ製大型バスでの自動運転の共同実証実験を開始しました。国際線・国内線ターミナル間の一部区間を大型自動運転バスが走行します。実証を通じ、運用・サービスに関する課題点を洗い出し、ドライバー不足の解決策として期待される自動運転の実用化に向けて検討を進めていきます。スマートシティ運営に向けた自動運転実証実験を開始 本年5月、三菱商事は、インドネシア・ジャカルタ郊外にあるBSD Cityにおいて、同国の有力不動産開発企業Sinar Mas Land(SML)と共に、電気自動車の自動運転実証実験を開始しました。実験では、中心部周辺を電気自動運転車両が周回し、そのニーズ等を検証します。三菱商事はSMLと、同地区の都市価値向上を目指す基本合意書を締結しており、都市全体のスマートシティ化を推進すべく、BSD City全体のデータ連携基盤の構築やデジタルマーケティング等にも取り組んでいきます。福岡空港で大型自動運転バスの実証実験を開始EX・DXの一体推進による未来創造

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