三菱商事株主通信 - 2022年6月 No.54
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8 「中期経営戦略2021」の最終年度となる2021年度の三菱商事グループの連結純利益は、9,375億円となりました。前年度と比べて7,649億円の増益となり、過去最高益を更新しました。経済の回復局面における事業環境の改善に加え、資源価格の堅調な推移も追い風になったことなどにより、2022年2月3日公表の通期業績見通し8,200億円を上回る結果となりました。 2022年度は、事業環境に対する不透明感は増していますが、収益基盤のさらなる改善と安定的な利益確保を進め、通期業績見通し8,500億円の達成を目指します。 当社は、「中期経営戦略2021」で累進配当を基本方針としており、2021年度の年間配当は、1株当たり150円としました。 「中期経営戦略2024」においても持続的な利益成長に応じて増配を行う累進配当を継続する方針とします。30~40%程度の総還元性向を目処とし、自社株買いは財務規律の下で機動的に実施する方針としました(詳細はP.12をご参照ください)。これらを踏まえ、2022年度の配当見通しは2021年度と同額の1株当たり150円としました。業績配当2021年度決算及び2022年度の業績見通し

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