三菱商事株主通信 - 2022年11月 No.55
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2022年6月 三菱商事(株)取締役(現職)18 私は長年IT企業でお客様へのソリューションの提案、提供に従事してまいりました。テクノロジーの可能性を想像し、お客様にとって必要不可欠な価値をプロデュースできるIT企業が成功していることはご存じの通りです。三菱商事は事業経営の主体として多様なビジネスモデルを展開しており、時代に合わせてその業態を変化させながら、新たな価値を創出し続けています。DXによる事業価値向上の推進もその一つであり、中期経営戦略2024における重要テーマとなっています。この取り組みに関しては、とりわけ自分の経験に基づく支援ができればと願っております。 ガバナンス体制について三菱商事は丁寧に略歴 日本アイ・ビー・エム(株)入社 同社執行役員(2014年7月退任) SAP ジャパン(株)常務執行役員(2015年12月退任) (株)セールスフォース・ドットコム (現(株)セールスフォース・ジャパン) 常務執行役員(2019年8月退任)1985年4月 2005年7月 2014年7月 2016年1月 対応していると感じます。総合商社の特殊性や複雑性を踏まえ、社外役員が適切な判断ができるよう情報提供の場が多く設けられ、建設的な議論が進むよう工夫されています。 社員の方々にお会いして共通点として感じることは、先輩社員が築き上げてきたビジネス基盤に関する誇りと感謝の念を抱きつつ、自分たちが三菱商事の持続的成長を支えるために果敢かつ前向きに挑戦し続けるミッションを背負っているという意識の高さです。 株主の皆様には、三菱商事のさらなる総合力の強化と事業価値向上の成果を見守りつつ、今後ともご支援くださいますようお願いいたします。社外取締役鷺谷 万里本年6月24日の2021年度定時株主総会にて選出された、2人の社外役員をご紹介します。Mari Sagiya新任社外役員紹介

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